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元メダリスト萩野公介、『世界水泳』で「オーマイガー」テンション爆上げの “絶叫” 解説にあふれる苦笑

2021年、東京五輪に出場した萩野公介(写真・JMPA)
8月3日、シンガポールでおこわれていた『世界水泳2025』が閉幕。競泳でのメダル獲得数は、銀メダル3、銅メダル1に終わり、期待された日本の金メダル獲得はならなかった。
「2024年のパリオリンピックの競泳では、日本勢の獲得したメダルは、男子400メートル個人メドレー松下知之の銀メダル1つだけでした。同大会は、メダルなしに終わった1996年アトランタ大会以降で、もっとも少ない数でした。それを踏まえると、今回は複数のメダルを獲得しただけに、“競泳日本” の足掛かりとなった大会になったと思います」(スポーツ紙記者)
また、『世界水泳』では、“元オリンピックチャンピオン” の解説が注目された。2016年のリオデジャネイロオリンピックの400m個人メドレーで金メダルを獲得した萩野公介氏だ。
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「フランスのレオン・マルシャン選手が200m個人メドレーで世界新記録を出したときの “絶叫” 解説が話題になったんです。マルシャン選手がラスト50mでクロールに移ると、世界新を2.88も上回っていた。すると萩野さんは『ヒャヒャヒャ、そんなこと、聞いたことがないよ! これ(新記録)出るよ、絶対出るよ。あっ出る、出る、出る』と絶叫。ラスト20mを切ると、『ウソだ、ウソだ』のコールを連続9回発し、最後には『お~~~お~~~、なんだこりゃ』とため息をつき、『これバタフライのタイムやん』の感想で締めくくっていました。
じつは、萩野さんが2020年に競技引退してから、初めて国際大会の解説を務めたのが『世界水泳2022』で、しかも、そのとき解説した400m個人メドレーで大会新記録で優勝したのがマルシャン選手だったんです。
萩野さんは、当時、マルシャン選手の好記録誕生の可能性が高まるにつれてテンションがアップ。『ちょっと待って、ちょっと待って。ここで歴史が動く?』『いやいやいや、本当にやばい』『オーマイガー』と、マイクの前で興奮を隠し切れない様子でした(笑)。
時間が経って興奮も落ち着いたのか、番組終了直前には『すみません。最後は語彙力がなくなっていました』と振り返っていました」(同)
テンション爆上げとなった今回の “絶叫” 解説には、X上でも賛否の声が集まっている。
《世界水泳、萩野公介の解説もアナウンサーもうるさい!萩野公介は叫んでるだけで、解説になってないし》
《世界水泳の萩野公介いらん ヤバイヤバイとか嘘だ嘘だとか おーっとか騒ぐだけなら テレビ出ないで家で見ててくれ 萩野公介の声がうるさい》
《世界水泳の解説萩野公介がもうほぼほぼ絶叫レベルで笑ってる》
「萩野さんは、レース前の解説や選手へのインタビューを見ているとわかりますが、非常に冷静で的確な指摘をしますし、『非常にわかりやすい』と評判なんです。
ところが、レース中になると、選手時代に戻ってしまうのか、冷静ではいられなくなってしまう。サッカーでは松木安太郎さんの解説が “居酒屋解説” で人気ですが、萩野さんの場合はちょっと、レベルが違いますね(笑)」(スポーツライター)
実際、選手より目立っていたことは確かだし、しっかりと爪痕を残せたとは言えそうだ。