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大谷翔平、ハワイ「25億円で別荘購入」超高級リゾートめぐり訴えられた! 現地で噂されていた代理人の“主張”

野球日本代表「侍ジャパン」に合流した大谷翔平
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、米ハワイ州の不動産業者から訴訟を起こされたことがわかった。米メディアが報じた。ハワイ州の不動産関係者が明かす。
「大谷さんを訴えたのは、不動産エージェントのケビン・J・ヘイズ氏とトモコ・マツモト氏です。2人は、大谷さんが2023年に25億円で購入したとされる、別荘を抱えるリゾートエリア『マウナ・ケア・リゾート・ザ・ビスタ』の不動産仲介人をしていました。
大谷さんは、『ザ・ビスタ』の広告契約を、同エリアの開発業者であるキングスバーン・リアリティ・キャピタル(キングスバーン社)と結んでいたようです。大谷さんを訴えた2人は、再開発エリアの不動産エージェント(仲介人)で、大谷さんの代理人であるネズ・バレロ氏が『2人を事業から外すように』とキングスバーン社に要求したことで、2人がエージェント契約を解除された、と主張しているようです。訴状では、大谷さんとバレロ氏による排除で、得られるはずだった数百万ドルの利益を失った、としています」
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再開発エリアがあるハワイ島のハプナ・ビーチは、全米3大ビーチのひとつに数えられ、かつては、大富豪のロスチャイルド家の別荘もあったという。「ザ・ビスタ」のHPのなかで、大谷は「日本のベーブ・ルース」でリゾートの「最初の居住者」だ、と紹介されていたという。かつては、大谷と真美子夫人がこの地を訪れた写真がトップページに掲げられていたが、現在は「ザ・ビスタ」で14戸予定されている住宅の完成予想図に差し変えられている。
米国で住宅を購入する場合、仲介エージェントが売却側との交渉を引き受ける。仲介エージェントには成約後、成約手数料として売却代金の6%が売却側から支払われることになっている。冒頭の不動産関係者がこう声を潜めた。
「じつは、大谷さんの代理人・バレロ氏が、大谷さん自身の住宅購入以外についても、手数料を求めているという噂はありました。大谷さんは『ザ・ビスタ』と広告塔としての契約も結んでいますが、購入以外のインセンティブ契約はもともとなかったと聞いています。
大谷さんらとの交渉は、はじめはヘイズ氏らが担っていたようですが、途中からバレロ氏が直接、交渉をするようになり、徐々にヘイズ氏らが事業から外されるようになったようです。HPから大谷さんが消えたのは、ヘイズ氏らとの関係が決裂した直後のことです。
米国の不動産取引は、誰もが公平な条件で取引ができるよう、売却価格をオープンにすることなど、厳格な規制がされています。かりにバレロ氏らが販売手数料を受け取ることになれば、その分が売却価格に転嫁される可能性が高くなります。あまりいい印象は持たれないでしょうね」
大谷は2023年、やはり広告契約を結んでいた仮想通貨取引所FTXの経営破綻を受け、フロリダ州の裁判所で投資家らから損害賠償請求を受けた。大半はすでに棄却されているが、広告塔契約では2つの訴訟を抱えた事実に変わりはない。
ビジネスと野球の“二刀流”は難しいということか。