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巨人、ミスターの追悼試合で完封負けの赤っ恥…3軍はアマチュアの慶大に負けて「あぁ、ユニホーム3番が泣いている!」

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記事投稿日:2025.08.18 17:30 最終更新日:2025.08.18 17:33
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
巨人、ミスターの追悼試合で完封負けの赤っ恥…3軍はアマチュアの慶大に負けて「あぁ、ユニホーム3番が泣いている!」

2025年8月16日、長嶋茂雄さんの追悼試合で背番号「3」のユニホームを着用し、黙禱をする巨人の選手ら(写真・共同通信)

 

 8月16日、巨人主催では今季最多となる4万2403人の大観衆が東京ドームに駆けつけ、「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」を見守った。試合前にはさまざまなセレモニーがおこなわれ、追悼試合を盛り上げた。

 

 始球式では、長嶋氏と長年コンビを組み、日本の野球を盛り上げた “世界のホームラン王” こと王貞治氏が左打席に入る。右打席には長嶋氏から監督を引き継いだ原辰徳氏。捕手は、阿部慎之助監督が、主審は長嶋氏が口説いて巨人に入団させた高橋由伸氏が務めた。そして、投手は長嶋氏の愛弟子・松井秀喜氏という豪華さだ。しかも全員が長嶋さんの背番号3を背負っている。

 

 まさに日本が誇るホームランアーティストの揃い踏み。世界記録となる王氏の868本塁打を筆頭に、松井氏は日米通算で507本、阿部監督が406本、原氏382本、高橋氏321本。さらに長嶋氏の444本を加えると、本塁打の合計は2928本にも上った。

 

 

 また、この日は1軍、2軍、3軍のそれぞれが追悼試合をおこない、監督、コーチ、選手は全員背番号「3」をつけた。しかし、盛り上がったのは試合前までだった……。

 

「1軍の試合は、首位・阪神に力の差を見せつけられ、0-3の完封負け。この時点で勝率は5割に逆戻りで、阪神との差は絶望的な12にまで広がってしまったんです。

 

 試合後、『(この敗戦に)長嶋さんだったら、どんな言葉をかけられるか』と質問が投げかけれると、阿部監督は『たぶん、めちゃくちゃ怒られるんじゃないですか』と不甲斐ない戦いに終始した巨人ナインに厳しい言葉を発しました。

 

 長嶋さんは脳梗塞で倒れて以降、言葉が不自由になった影響から『勝つ、勝つ、勝つ』など端的な言葉を後輩に贈るようになりました。それもあって、勝利には人一倍こだわってもいました。ですから、この日の敗戦には満足していないでしょうね。

 

 ただ、1軍は首位・阪神相手だっただけに仕方のない部分もあったかもしれませんが、実は3軍も敗戦していて、これには長嶋さんも怒りを通り越して呆れているのではないか、と記者間では話題になっています」(巨人担当記者)

 

 同日におこなわれた追悼試合3軍の相手は、アマチュアの慶応大学だった。午前10時試合開始と追悼試合の先陣を切ったものの、慶応大学に0-2と、散発3安打の完封負けを喫してしまったのだ。

 

「敗戦の駒田徳広3軍監督は永久欠番の3を着せてもらったことを喜びつつ、『3番のユニホームを着て先陣を切っていったのに、この内容で大変申し訳ない』と頭を下げていました。これでは『3番のユニホームが泣いている』と言わざるを得ません」(同)

 

 アマチュア相手に敗戦は、ファンにとって相当ショックだったようだ。Xでも悲観するコメントが並んでいる。

 

《1軍だけじゃなく3軍も完封負け…》
《3番はどんな理由であれ誰一人着用して欲しくない》
《やっぱり長嶋さん見てなかったみたいやな》

 

 この日、追悼3試合で勝ったのは、2軍だけ。3連勝をミスターに見せたかったはずなのだがーー。

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