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貴乃花親方「降格人事」3日前に美女と3ショットのご満悦
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.04.06 06:00 最終更新日:2018.04.06 06:00
「(弟子たちが)私の背中を見ているということを師匠の私が常日ごろより、これまで以上に抱いてまいりたいと思います。また、弟子たちがいずれ私の思いや相撲道を伝達していってくれることを心より願っております」
大阪場所後の千秋楽パーティで、美女2人を両手にニヤける貴乃花親方(45)。内閣府に提出した告発状の取り下げを決めたからか、吹っ切れた様子で笑みを絶やさなかった。冒頭の締めの挨拶も、弟子の貴公俊(20)による付け人への暴行事件の謝罪はなかった。
しかしその3日後、3月28日の臨時年寄総会での貴乃花親方は終始、反省と謝罪に徹した。弟子たちには親方の背中が相当小さく見えたはずだ。
総会でひときわ厳しい意見を述べたのが、貴乃花親方の元兄弟子だった高田川親方(51・元安芸乃島)だ。
「(貴乃花親方は)何を聞いても『すいません』、『心を入れ替えます』と繰り返すだけ。本来なら契約解除に値することを、6つも7つも違反している」
高田川親方はなぜここまで、貴乃花親方を追及したのか。背景には年寄株をめぐって確執があったからだという。
「そもそも高田川親方は現役引退後、貴乃花親方の父・二子山親方から『山響』株を譲り受ける約束をしていた。ところが貴乃花親方が『俺が欲しい』と主張して頓挫。高田川親方は仕方なく、二子山親方が別に所有していた『藤島』株を借りた。
だが、二子山親方が入院したことから事態は一変。父の部屋を継いだ貴乃花親方は、『(不在の)父との約束はなしにしてほしい』と、『藤島』株の譲渡価格を吊り上げて、取得を妨害した。
結局、高田川親方は諦めてほかの株を取得し、貴乃花部屋に在籍するも、後に自主破門。そして、貴乃花一門創設後は敵対する二所ノ関一門に移籍した経緯がある。
2度までも貴乃花親方が妨害した裏には、新弟子時代に高田川親方からの苛めがあったからだ。貴乃花親方自身も過去に、『自分たち兄弟が稽古をできないようにしてきた』と口にしている」(協会関係者)
今回、貴乃花親方は役員待遇委員から年寄に降格。注目すべきは、「審判部・ 指導普及部」に配属されたことだ。
「審判部は花形部署だけに温情だ、といわれているが、上司を見れば真意がわかる。審判部長の阿武松親方は一門で貴乃花親方の “部下” だった存在。副部長に昇進した高田川親方とは犬猿の仲、と屈辱の結果だ」(担当記者)
2年前に理事長まであと一歩まで迫った男が、「一兵卒」の待遇にいつまで耐えられるか?
(週刊FLASH 2018年4月17日号)