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【WBC】侍ジャパン “残り1枠” をめぐる攻防…有力候補は今永昇太か吉田正尚か、選出におけるマイナスポイントとは?

スポーツ 記事投稿日:2026.01.29 19:16 最終更新日:2026.01.29 19:16

【WBC】侍ジャパン “残り1枠” をめぐる攻防…有力候補は今永昇太か吉田正尚か、選出におけるマイナスポイントとは?

シカゴ・カブスの今永昇太投手

 

 WBCで連覇を目指す日本代表メンバー30人のうち、29人までが発表された。これまでに発表されたメンバーは、投手は15人、野手は14人となっている。

 

「2023年の前回大会は投手、野手それぞれ15人だったことを考えると、最後の一人は野手となる可能性が高いと見られています。

 

 なかでも、レッドソックスの吉田正尚が有力視されています。前回大会の準決勝メキシコ戦での値千金となった同点3ランに代表されるように、勝負強い打撃は群を抜く。大会MVPは大谷翔平に譲りましたが、本塁打2、打点13は大谷を上回り、MVPを獲得しても何ら不思議のない成績でした。

 

 吉田は前回大会を、そしてMLBを知る選手でもありますから、井端弘和監督にしても『来てほしい』というのが本音でしょう」(スポーツ紙デスク)

 

 ただし、「選出におけるマイナスポイントも吉田には存在します」とこの記者は続ける。

 

「MLBでは、WBCの出場枠に入る選手らを対象に、保険を手配する仕組みがあります。もしWBCで負傷してシーズンを棒に振ったとしても、年俸を補填できるように、保険の加入を義務づけているのです。

 

 じつは、過去にはこんなことがありました。今季、ドジャースにFA移籍したエドウィン・ディアス投手は、前回大会にプエルトリコ代表として出場。

 

 強力打線のドミニカ代表を抑え込んで仲間と大喜びした際、ジャンプの着地に失敗して右膝の膝蓋腱断裂の大けがを負いました。結局、その年のシーズンは全休となりましたが、幸いにも保険に加入していたので、27億円の年俸は支払われたといいます。

 

 問題なのは、誰でも保険に入れるわけではないことです。数年以内に度重なるけがや手術をした選手は、保険が降りない可能性もあるのです。

 

 実際、前回大会では元ドジャースのエースだったクレイトン・カーショウはアメリカ代表として出場が決定しましたが、保険会社の審査が通らず、出場辞退に追い込まれました。

 

 今回もヒューストン・アストロズ所属で、プエルトリコ代表のカルロス・コレアの保険が降りず、WBC出場を断念したというニュースが入ってきています。

 

 MLB所属の選手たちは年俸が高額なだけに、保険の審査も大変厳しいものとなっています。吉田は右肩の手術を経験していますから、保険が必ず適用されるとは限らないでしょうね」

 

 では、吉田を断念せざるを得なかった場合、誰を選ぶことになるのか。

 

「井端監督としては、やはりMLB組に頼りたいところ。残された選手から選ぶとなると、投手ではありますがシカゴ・カブスの今永昇太投手とニューヨーク・メッツの千賀滉大投手の名があがっているようです。

 

 投手枠が16人になり、野手枠の14人を超えてしまいますが、そこは計算のうち。というのも、アメリカ代表とドミニカ代表は過去にないほどの強力打線を敷いてくる。彼らを抑えるためには、いい投手をどんどんつぎ込むしかないので、何人いてもいいと考えているようです。

 

 じつはこの2投手は、昨シーズンは揃って肉離れを起こし、離脱しています。その期間にそれほど差はありませんでしたが、復帰後の調子は明らかに今永のほうがよかった。審査の面でも有利に動くはずです。現状では、今永のほうが選ばれる可能性は高いと見られています」(スポーツ紙記者)

 

 侍ジャパン入りは、サッカーのサムライブルーのように監督の意思が最大限に尊重されるわけではない。独特なルールのもとに成り立っているため、ややこしいのだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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