
藤浪晋太郎
3月31日、第98回選抜高校野球大会の決勝戦がおこなわれ、大阪桐蔭が智弁学園を7-3で破り、4年ぶり5度めの優勝をはたした。この結果、選抜優勝回数は東邦高と並び歴代最多タイとなり、春夏通算では10度めの甲子園優勝となった。
「大阪桐蔭は、準決勝まで3試合連続で1点差の逆転勝利だったことからもわかるように、勝敗の差は紙一重という戦いの連続でした。
勝因で注目されるのは、勝負強さと投手力でしょう。各高校ともエース一人を育てるのが大変なところ、大阪桐蔭には、他校ならエースと呼ばれる投手が複数いる。
決勝で投げたのが “エース” の吉岡貫介ではなく、背番号10の2年生・川本晴大だったことを見ても、いかに層が厚いかがわかります。この投手力をもってすれば、夏の甲子園への出場権を得られたとするなら、春夏連覇も十分に可能でしょう」(スポーツ紙記者)
いまや高校野球をリードする立場の大阪桐蔭だけに、プロ球界にも多くの選手を送り込んでいる。そのOBに歓喜の瞬間が訪れたのは、4月8日のことだった。
横浜DeNA戦の延長10回表に6番手で登板した根尾昂(中日)が、1回2奪三振の好リリーフ。直後に味方が2点を取り勝利投手となった。プロ入り8年めの根尾は、これが記念すべき初勝利だった。大阪桐蔭高にとってはいいこと続きだけに、ほかのOBも好運に乗っていきたいところだが……。
「同じく大阪桐蔭のOBで、NPBでもベテランの域に達している藤浪晋太郎(横浜DeNA)の場合は違います。チームとして今年こそ投手陣の中心として活躍してほしいところだったんですが、制球難は相変わらずで開幕は2軍で迎えています。
藤浪の場合は、四球ならばまだいいのですが、死球になることも多いですからね。しかも、豪速球が持ち味ですから、チームとしても安心して登板させることができないんです。こうした現状に指揮官以下、周囲も心配していますが、本人はそれほど気にしていないようです」(横浜DeNA担当記者)
それは、誕生日の4月12日に更新した藤浪のInstagramを見ればわかるという。
「藤浪は『32ちゃい』と題し、幼少期の写真を公開。そのなかで《本日、32歳の誕生日を迎えることができました。月日の流れが加速度的にはやくなるのをひしひしと感じる》と報告しています。試合では好投がないだけに、この “お気楽投稿” に『そんなこと言っている場合かよ』と頭を抱えている球団関係者は多いといいます。
なにしろ実力は誰もが認めるところですが、結果がともなっていませんからね。
藤浪は、4月9日の練習試合に先発し、6回無安打2四球の内容でした。好結果にうつりますが、相手は社会人野球の日産自動車でしたから、そのあたりを差し引かなければいけないでしょう」(同)
母校の “優勝景気” にあやかって、復活を期待するファンは多い。
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