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巨人・戸郷翔征、投球フォーム “魔改造” で復調の兆しも…新戦力の台頭で危惧される “1軍に居場所なし” の暗雲

スポーツ 記事投稿日:2026.04.20 15:25 最終更新日:2026.04.20 15:25

巨人・戸郷翔征、投球フォーム “魔改造” で復調の兆しも…新戦力の台頭で危惧される “1軍に居場所なし” の暗雲

戸郷翔征(写真・共同通信)

 

 戸郷翔征は、巨人エースとして2022年から3年連続で12勝をあげ、2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝では、アメリカ打線の中心マイク・トラウトとトレイ・ターナーを三振に斬ってみせた。

 

 間違いなく、当時の戸郷は球界を代表するエースだった。独特のサイドハンドからのフォーシームは最速150kmを超え、決め球スプリットの変化も鋭く大きかった。近い将来、MLB行きも既定路線といわれたほどだ。

 

 そんな戸郷だが、2025年シーズンから不調が目立つようになる。

 

「昨シーズンは、2年連続で開幕投手を務めながら、8勝9敗という結果で終わりました。プロ入り後、初めての負け越しでした。ケガというより、不調からの2軍落ちも2度経験。以後、不振から抜け出せずにいます。

 

 今季は開幕をまさかの2軍でスタートした。オープン戦に3登板し、防御率が9.00ならば、それも仕方のないことですね。2軍の試合には、4試合先発しています。成績は2勝1敗ながら防御率が5.04とよくない。4試合とも失点していて、4月5日のソフトバンク戦では5回7失点と、散々な結果に終わっています。

 

 また、1軍でも2022年と2024年に最多奪三振のタイトルを2回獲得し、それぞれ奪三振率は8.07、7.80と高い数字を残しています。ところが、今季は2軍戦でさえ7.20と低い数字です。ようするに、“格下” の相手に対しても三振が取りにくくなっているのです。この数字からも不調であることは明らかです」(スポーツ紙巨人担当記者)

 

 ただし、巨人としても、戸郷に長い調整時間を与えるわけにはいかない。エースの山崎伊織も右肩のコンディション不良で2軍調整中なのだ。

 

 藁にもすがる思いで巨人2軍スタッフが頼ったのが、久保康生巡回投手コーチだった。久保コーチは、これまでも多くの投手の育成・復活を支えており、その独特な指導は “魔改造” の異名をとる。2023年から巨人に在籍し、最近では田中将大投手を復活させたことでも有名だ。さっそくフォーム改造に動いた。

 

「以前の戸郷の投球フォームと言えば、悪く言えば、上半身重視で突っ立ったフォームで投げていました。それを久保コーチは、もう少し下半身を使ったフォームに変えた。これによって球威もアップし、コントロールもつきやすくなったようです。

 

 4月12日、ファームの横浜DeNAでその効果が現れ、7回1失点の好投を見せました。続く19日の楽天戦は可もなく不可もなくといったところ。新しいフォームを固めるには、もう少し時間が必要かもしれません」(同前)

 

 4月19日現在、1軍の巨人は首位ヤクルトと4ゲーム差の3位をキープしている。

 

「大きな補強がないなか、この位置はまずまずではないでしょうか。一方で山崎、戸郷と主力2人がいないことで心配された投手陣でしたが、開幕投手を務めたドラフト1位ルーキーの竹丸和幸や楽天から移籍してきたベテランの則本昂大、そして新助っ人のフォレスト・ウイットリーが存在感を示しています。

 

 ローテーションもほぼ固定されていて、山崎はともかく、戸郷は2軍でよほどの成績を残して上がってこない限り、ローテーションに入ることは難しいでしょう。このままの状態が続くと1軍での “居場所” がなくなるかもしれません」(スポーツ紙デスク)

 

 かつてのエースは「2軍で調整」なんて悠長なことを言っていられないほど追い込まれている。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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