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「大谷翔平はお化けが大嫌い」高校時代のチームメイトが語る

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.10 16:00 最終更新日:2021.06.22 18:12

「大谷翔平はお化けが大嫌い」高校時代のチームメイトが語る

 

「打ってよし、投げてよしの二刀流を地で行く翔平は、名だたるメジャーリーガーをビビらせていますが、翔平本人もじつはお化けが大嫌いで、ちょっぴりビビリな一面があるんですよ」

 

 こう明かすのは、大谷翔平(23)の花巻東高校野球部時代のチームメイト。写真は、高校時代の山梨遠征で、富士急ハイランドで撮ったもの。お化け屋敷の入口で記念撮影すると、カメラのフラッシュがたかれると同時に爆音が轟き、客を驚かせる仕組み。大谷(矢印)も思わずびっくり仰天だ。

 

 そんな大谷の素顔を、高校時代の旧友たちが語ってくれた。
 小学5年のとき、リトル時代に対戦して以来の仲だという小原大樹さん。

 

「当時すでに県内で有名だった翔平と、初めて対戦した日のこと。優しい笑顔で挨拶を交わしたのが、試合に入ったとたん、すごい形相に変わったことが今でも忘れられません。

 

 高校入学直後、慣れない寮生活に不安を募らせ、『実家でゆっくりしたい』『親の作るごはんが食べたい』と、お互い慰め合っていたあのころが懐かしいです」

 

 厳しい練習をともにした佐々木毅さんは、要領のよさに驚いたという。

 

「練習終了は毎晩22時半ごろで、それから入浴、洗濯、食事などをすませなくてはいけない。就寝は遅い部員だと深夜の1時から2時になってしまい、起床は6時40分。

 

 部員の大半は5時間程度の睡眠のところ、翔平だけはしっかり6時間は寝ていた。練習後も一人でてきぱきと雑用をすませ、テレビも観ずに就寝する。無駄な行動を見たことがない」

 

 ごく稀に、仲間と一緒にテレビに興じることもあったようだ。

 

「バラエティ番組などを観ているとき、翔平は先輩や同期関係なく、しょっちゅうちょっかいを出してくる(笑)。世間的には超高校級の選手と騒がれていたが、けっして天狗にならず、人懐っこい性格も幸いして、先輩からもかわいがられていましたね」(佐々木さん)

 

 男女共学校に通っていた大谷だが、モテ方も “規格外” だったという。

 

「翔平が校内を歩くたびに、まわりの女子生徒たちからキャーキャーと大歓声が上がるなど大騒ぎ。すごい人気者でしたよ」(小原さん)

 

 プロ入り後も、仲間との絆を大切にする。ある後輩部員は、面倒見のよさに感謝の念を抱く。

 

「昨シーズンまで、大谷さんのほうからLINEを通してよく食事に誘ってくれました。世間から注目されているのに、高校時代から変わらない優しさを感じましたね」

 

 大学時代、都内で下宿生活をしていた皆川清司さんもゴチになった一人。

 

「一人暮らしの私を気遣って、オフになると、必ず泊まりに来て焼き肉をご馳走してくれました。毎年暮れには、高校時代の仲間が集まって食事会を開くのですが、その際、野球のテレビゲームで遊ぶのが恒例。何事も負けず嫌いの翔平は、夢中になって大はしゃぎしていた思い出があります」

 

 負けず嫌いエピソードをもうひとつ。

 

「一緒にダッシュメニューを競う際、私が勝つたびに『もう一本、もう一本』とせがんで、自分が走り勝つまでやめなかった(笑)」(小原さん)

 

 ちょっぴりビビリで負けず嫌いの大谷は、100年前にベーブ・ルースが樹立した記録超えに本気で挑む。

 

(週刊FLASH 2018年5月29日号)

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