
ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートペアで金メダルを獲得した「りくりゅうペア」(写真・梅基展央)
「婚約しました。うれしい時も、つらい時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました」
ミラノ・コルティナ五輪で、日本に初のフィギュアスケートペアの金メダルをもたらした「りくりゅう」こと三浦璃来と木原龍一。8月23日に2人は、それぞれのSNSで婚約したことを発表した。
多くのファンが祝福のコメントを寄せた。三浦本人は「あまり驚かれていないことに驚いています」と意外な反応を示したが、Xには《やっぱりそうだった!》《全員知ってた》と納得の声が殺到したという。
もっとも、納得したのはファンだけではなく、広告業界関係者も同様だという。五輪終了後、大手広告代理店は取引する日本を代表するナショナルクライアント330社に、“五輪で株を上げ、CMで使いたいのは誰か?”緊急アンケートを実施していた。劇的な大逆転金メダルもあって、「りくりゅう」がトップに来ると思いきや、意外にも2位とのこと。1位は銅メダルながら、その愛くるしさから多くの人たちを虜にしたフィギュアスケートの中井亜美だった。
では、なぜ「りくりゅう」はトップになれなかったのか。
「インパクトとしては初の金メダルですから、十分でした。ただ、ミラノ・コルティナ五輪後でも2人の関係性が“不透明”だったから、いまいち人気が盛り上がらなかったのも事実なんです。恋人なのか、あるいは単なる競技におけるパートナーなのかも分からず、クライアントとしても『具体的なCMが思い浮かばない』『使いにくい』というところが正直な印象でした。
Google、資生堂、エアウィーヴ、マクドナルドと複数のCMに出演していますが、CM単価も2人で1500万円から2000万円程度と金メダリストとしては、それほど高額ではありませんでした」(大手広告代理店関係者)
ただ、「今回の婚約発表で、その価値は大きく変わります。CM依頼はご祝儀も含め来るだろうし、CM単価も大幅にアップすることは間違いありません」と続ける。
「関係性がはっきりし、それこそ広告業界でも“最強のペア”となったことで、いろいろなジャンルの企業が起用しやすくなることは間違いありません。食品、保険、ジュエリーなどは使いやすいだろうし、彼らは日本とカナダの両方を拠点としていますから航空会社からの争奪戦も予想されます。
過去には夫婦2人でCMに起用されるケースは多々ありましたが、じつはものすごくリスクを負っていることも間違いないのです。なぜなら離婚や関係解消もあり得るからです。でも『りくりゅう』の場合はプロのスケーターに転向し、しかもペアは仕事。となれば、広告主も不安要素は少なくなるわけです。今後の広告料は2人で1本、4000万〜5000万円が相場となるでしょう」
やはり、五輪が大好きな日本にあって、“金メダリストは強し!”ということなのだろう。
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