スポーツスポーツ

中日ドラゴンズ、最下位争いの最中に“電撃獲得”…ドジャース“100打点バッター”の真価とは

スポーツ 記事投稿日:2026.09.25 14:30 最終更新日:2026.09.25 14:30

中日ドラゴンズ、最下位争いの最中に“電撃獲得”…ドジャース“100打点バッター”の真価とは

中日ドラゴンズのマスコット・ブラックドアラとドアラ(写真・共同通信)

 

 9月19日の巨人戦に敗れ、6年連続でBクラスが決定した中日ドラゴンズ。だが、シーズン最後の最後に“大物”を釣り上げた。大谷翔平が所属するロサンゼルス・ドジャースからDFA(事実上の戦力外通告)となっていたライアン・ウォード外野手と契約したのだ。9月23日、中日の朝田憲祐球団本部長が「譲渡の契約は済んだ。本人との契約は進めている」と大筋合意していることを認めた。

 

 ウォードは2019年ドラフト8巡め(全体251位)でドジャースから指名を受け入団。マイナーでもその強打は注目され、昨年までは5年連続で20本塁打以上をマーク。とくに昨季は36本塁打、122打点、.290で本塁打と打点の2冠王に輝いた。マイナーでは通算784試合に出場し、打率.263、168本塁打、588打点だった。

 

 そして今季初めてメジャーに昇格。28歳の遅咲きだった。6月7日(日本時間8日)のエンゼルス戦ではメジャー初本塁打を放った。しかし、層の厚いド軍ではメジャーに定着することができず、7月以降はメジャーでの出場はなかった。

 

 今季メジャーでは20試合に出場し、打率.218、3本塁打、12打点だった。

 

「ド軍の選手層の厚さは間違いなくMLB30球団でトップですからね。ただ、彼の打撃自体は本物で、もし他球団でプレーしていたら、少なくともメジャーには定着していたはずです。日本でなら30本塁打、100打点は期待できます。ドラゴンズはいい補強をしたと思います」(現地記者)

 

 中日のここ数年の低迷は、一にも二にも打てなかったこと。いい投手を揃えているだけに、再建の筋道はつけやすかったという。

 

「打線の強化ですね。そのため今季、メジャーでも通算164本塁打の実績のあるミゲル・サノー内野手を獲得しました。故障による離脱もありましたが、22本塁打を放って存在感を示しています。中日は2017年を最後にチーム本塁打数が100本に届かなかったんです(その間の最高は2018年の97本塁打)。でも“サノー効果”もあって今季は118本。本拠地『バンテリンドームナゴヤ』でもホームランテラスを設置したこともありますが、同球場での本塁打数が前年の35本から70本に倍増しているんです。サノーの来季の契約も大筋合意しているため、中日の大砲は一気に2人となる可能性が大。“貧打”の中日から“豪打”の中日への変貌が期待されています」(スポーツ紙中日担当記者)

 

 気になるのはウォードの年俸だが……。

 

「今季はメジャー最低年俸の78万ドル(約1億2480万円)でしたから、本来であればそれよりかなり多く出さなければ獲れない選手です。ところが、来季MLBは『ロックアウト(オーナー側による球団施設締め出し)』へ突入することが確実視されています。となれば、ウォードクラスの選手の契約はどうなるかもわからない。そのため、今季の年俸を大幅アップせずとも、プレー機会を確保するため日本を選んだ可能性は高い。なので年俸も1億5000万円ほどに抑えられるのではないでしょうか。

 

 それでも大金ですが、いまの中日には払えるだけの資金力があると見られています。なぜなら、観客動員数が伸びていて、今季は4試合を残し253万人を超え、すでに球団史上最多を記録しているんです。観客増があるからこそ、ド軍の有望株を獲るにも支障がなかったのでしょう。

 

 この事実を見る限り、やはり野球ファンは痺れる投手戦より、華やかな本塁打が飛び交う試合展開を望むのでしょう」(前出記者)

 

 15年連続で優勝を逃している中日が、本気でV奪回を狙っている。

12

出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

スポーツ一覧をもっと見る

今、あなたにおすすめの記事

関連キーワードの記事を探す