
ヒットを放った小園海斗(写真・馬詰雅浩)
一連の “ゾンビたばこ” 問題で、広島から戦力外通告を受けた小園海斗内野手が、11月3日、久々に古巣・マツダスタジアムを訪れた。色めき立った報道陣をよそに、「いまは何も話せることがないんです」とコメントを拒否し、スタジアムを後にした。今回の訪問は、スタジアムに置いてあった荷物整理のためだったという。
小園は戦力外通告を受けたあとも、囲み会見や自身のSNSで謝罪をしたうえで、「違法薬物の使用や所持、あるいは反社会的勢力とのつながりといった法令違反行為につきましては、私自身、過去も現在もいっさい関与しておらず、いかなる違法行為の事実もございません」と、一貫して “ゾンビたばこ” 問題に関与していないと言い続けている。
「小園は、2025年のセ・リーグ首位打者で、今年3月におこなわれたWBCの侍ジャパンのメンバーですからね。将来を嘱望された選手だったことは間違いありません。では、今後どうなるのか。
彼は広島から『球団との信頼関係が損なわれた』として、10月1日に戦力外通告を受けたわけですが、“ゾンビたばこ” 問題で『クロ判定』は受けていないのです。この点が去就にどうかかわっていくかでしょうね。
実績もあるし、まだ26歳と若い。このままいけば自由契約になることは確実ですから、そうなれば他球団との交渉も可能となります。 世間が許す雰囲気が出てくれば、大減俸で獲得に動く球団が出てくるのでは、と言われています。
広島での最終年俸は1億5000万円でしたが、たとえば一軍最低年俸の1500万円まで下げ、“禊契約” を結ぶ。そうした契約ならば世間も許す方向になっていくかもしれません」(スポーツ紙広島担当記者)
それが許されなかった場合はどうなるのか。
「一時はMLBへの挑戦も言われたようですが、薬物に関しては日本よりMLBのほうが厳しいとも言われています。獲得する球団は『ない』と言えるでしょう。
残されているとしたらメキシカンリーグです。
性的暴行疑惑でMLBから締め出された元横浜DeNAのトレバー・バウアー投手は現在もメキシコシティ・レッドデビルズに所属しています。また、若手選手たちへのパワーハラスメントで楽天を自由契約となった安樂智大投手も同じチームでプレーしています。
メキシカンリーグは、過去に事件や問題を起こした選手に寛容なので、プレーできています。逆にこのリーグから断られれば、プレーできるところはないでしょう」(スポーツ紙デスク)
小園は自身のInstagramで《私には野球しかありません。失った信用を取り戻すことは相当にど困難な道であると思いますが、一人の人間として、そして野球人として、今一度ゼロから自分を見つめ直し、真摯に野球と向き合ってまいります》とコメントしている。その切実な思いは届くだろうか。
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