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【巨人】松井秀喜を支える「参謀四天王」の懸念…“キーマン”高橋由伸が直面する「ゴジラに物申せるか」の試練

スポーツ 記事投稿日:2026.11.06 20:45 最終更新日:2026.11.06 20:52

【巨人】松井秀喜を支える「参謀四天王」の懸念…“キーマン”高橋由伸が直面する「ゴジラに物申せるか」の試練

松井秀喜(写真・桑原靖)

 

 巨人・松井秀喜新監督を支える「参謀四天王」。あまりにも偉大な“ゴジラ”に物申せるのは、いったい誰なのか――。

 

 松井が監督に就任したのは、10月23日のこと。急転直下の決定に、日本中が驚きに包まれた。

 

 続いて30日、2027年シーズンに向けた新たなコーチングスタッフが発表された。ヘッドコーチに元巨人監督の高橋由伸、打撃チーフコーチには清水隆行と、松井が現役時代に苦楽をともにした2人が入ったことが話題となった。3人は2000年前後にチームの外野を固め、“最強外野トリオ”とも称された。スポーツ紙巨人担当記者が語る。

 

「注目されたのは、誰をヘッドコーチに起用するかということでした。このポストに高橋が就任したことに、我々も驚きました。

 

 ヘッドコーチの役割は大変重要で、つねに全体に目を光らせておかなければいけない。主な役割としては作戦面を担当しますが、ときに監督にも『それは間違っています』と進言することが求められます。

 

 だからこそヘッドコーチには“うるさ型”の人物を置き、監督よりも年上の人を起用する球団も少なくありません。やはり、監督に物申す役割を求められるからでしょう。

 

 その重要なポジションに、巨人は高橋を起用した。じつは阿部慎之助前監督退任後、『監督に』と真っ先に声をかけられたのが高橋だったといいます。でも彼は『監督をやるとしたら、まず松井さんが先でしょう』と断ったのです。それだけ松井を尊敬している高橋が、ヘッドコーチとして監督に進言できるのか。

 

 ここに、多くの担当記者が首を傾げたのです。あの惨敗した2008年北京五輪を思い浮かべた記者も多かったようです。当時の首脳陣は“お友達内閣”と揶揄されました」

 

 2008年の北京五輪まで、5大会連続で五輪に採用された野球。日本にとって国民的スポーツであるが、それまで五輪で金メダルを獲得したことはなかった。悲願の金メダル獲得のため、2008年大会の監督に、当時は阪神のオーナー付シニアディレクターだった星野仙一氏が就任。

 

 だが、コーチ陣の布陣が発表されると、一気に懸念が噴出しました。打撃コーチに田淵幸一氏、守備走塁コーチに山本浩二氏が発表され、「大学時代の盟友3人の集まりであり、“仲良し内閣”だ」との批判にさらされたのだ。星野氏は「仲がいいから何でも言い合える」とまったく意に介さず、「北京では金メダルしかいらない」とまで豪語したが、結果は4位でメダルなしの惨敗。懸念が的中してしまったのだ。

 

 年下の高橋に注目が集まるが、今回の組閣で松井監督より年上なのは、川相昌弘ディフェンスチーフコーチだけ。同期で同学年でも、村田善則バッテリーチーフコーチだけとなっている。

 

「年齢的にいえば“うるさ型”は川相コーチとなるでしょうが、役割はディフェンスチーフ。打撃コーチらに比べれば、立場上なかなかモノを言いづらいポジションですし、高橋ヘッドのことも気になるはずです。

 

 村田コーチは、現役時代から松井監督と特別仲がいいことで有名でした。松井監督がヤンキースに入団した後も、帰国すれば食事に行っていました。お互い気兼ねなく、何でも言える間柄です。それだけに、村田コーチから進言するというより、松井監督の悩みや愚痴などの聞き役に回るのではないかと、もっぱらです。

 

 こうなると、やはり高橋が“キーマン”です。もし松井の方針や指導がうまく運ばない時には、高橋がいわば鬼になって、松井監督へどんどん進言していかないといけません。来季、松井巨人がうまくいくかどうかは、『高橋ヘッドの手腕にかかっている』という専門家もいるほどです」(前出・記者)

 

 カギを握る高橋、攻撃の要となる清水、松井の知己・村田、そしてほぼ唯一の年上である川相。

 

 松井の「参謀四天王」がどこまで監督と深い関係性を築けるかに注目が集まる一方、巨人の組閣についてもう一つの懸念がある。打撃に関するコーチ陣の顔ぶれが、松井監督以下、高橋ヘッド、清水コーチが、すべて左打者だったということだ。

 

「やはり『右打者を教えるのは、右打者だった人』という考えはあるようです。そのためか、現在でも打撃コーチの枠を一つ残しているんです。

 

 候補として浮上しているのが、2025年までヘッド兼打撃チーフコーチだった二岡智宏。ただ、現在は社会人野球の企業チーム『ジェイプロジェクト硬式野球部』の監督を務めているため、今後の話し合いの結果次第でしょう。懸念払しょくのためにも、二岡の“入閣”が待望されています」(スポーツ紙デスク)

 

 巨人の秋季キャンプは第3クールを終え、11月11日からは最終クールに突入する。徐々にそれぞれのコーチの特徴も出始めているが、V奪回のカギを握るのは、高橋ヘッドコーチになりそうだ。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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