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錦織圭の父に「悪い娘」と言われた「観月あこ」ついにチームに馴染む

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.29 20:00 最終更新日:2018.06.29 20:00

錦織圭の父に「悪い娘」と言われた「観月あこ」ついにチームに馴染む

左からマイケル・チャン、チャンの娘、観月

 

「スタンドに彼女の姿を確認したときは、驚きましたね。というのも、彼女の隣にいた女の子がマイケル・チャンの娘だったからです」(現地取材中のカメラマン)

 

 錦織圭(28)とモデルの観月あこ(26)の仲は周知の事実。だが、観月の奔放な態度を疎む関係者も多く、とくに錦織の父・清志さんは「週刊新潮」で「2人の結婚? 想像したくもない。悪い娘だと思う」との批判を語っていた。

 

 錦織のコーチであるマイケル・チャン(46)も例外ではない。「今後、さらに上を目指すには、彼女の存在は邪魔になる」という意見が伝えられており、2人は破局寸前とも噂されていた。

 

 それでも、錦織が4大大会で326日ぶりに勝利した日本時間5月27日の全仏オープン1回戦、彼女の姿はスタンドにあった。前出のカメラマンが続ける。

 

「彼女は試合が終わるとマイケル・チャンの娘と、にこやかに談笑。そこにチャン自身も加わりました。その光景を見たとき、“チーム錦織” の面々からもついに認められたのかな、と思いました」

 

 実際、全仏ではコーチらとともに、観月は練習会場にも姿を現わしている。

 

 公私の “私” の部分でうまくまわり始めた “チーム錦織”。ならば、“公” ではどうなのか。

 

 世界ランキング21位で今回の全仏を迎えた錦織。2015年3月に自己最高となる4位に浮上。その後もトップをキープしていたが、2017年9月に陥落した。そして怪我もあって長期離脱したことにより、2018年4月には一時、39位まで落ちた。6月末時点では27位だ。

 

「全仏の1、2回戦の相手は、以前の彼なら勝って当たり前の相手。それが日本のメディアでは、『難敵相手によく勝った』と評価されていること自体、実力が落ちてきている証拠だ。彼も今年12月29日で29歳になる。

 

 現在世界ランキング1位のナダル(32)と2位のフェデラー(36)は別にして、かつてトップにいた選手も30歳近くになったり、それを超えると、軒並みランキングを落としている。

 

 錦織も30歳に近くなっていることで、再びトップ10に返り咲くには、相当な努力が必要となってくる」(スポーツ紙記者)

 

 そのためには「メンタル面が重要になる」と、あるテニスライターは指摘する。

 

「錦織の昨年の収入は、約37億円。アスリート部門の世界26位で、日本人では1位だった。しかし、収入のうちテニスでの獲得賞金は約5億円で、30億円以上を本職以外のスポンサーやCMの契約収入などで稼いだことになる。要するに、テニスで結果を出せなくとも大金が得られるわけだ。

 

 となれば、必死に勝つ必要もない、とハングリーさを失うことにも繫がってくる。今後ランキングを再上昇させたいなら、どこにモチベーションを持ってくるかがカギとなるだろう。しかも年齢を考えれば、彼に残された時間はあまりない」

 

 アスリートにとって、プライベートの充実は重要。しかも、彼女が周囲に認められたとなればやる気も違うはず。ランキングを上げて、男も上げられるか。
(週刊FLASH 2018年6月19日号)

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