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元オリックス古木克明、引退後は草野球の助っ人ビジネスも
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.06 06:00 最終更新日:2023.02.17 17:11
2018年も逸材揃いだったプロ野球ドラフト会議。東大合格より難しいといわれる世界に飛び込んだ、かつての「選ばれしエリート」である元横浜の「ドラ1」だった古木克明(37)を訪ねた。
小3で野球とソフトボールを始め、その魅力に取りつかれた。だが、小4で周囲に二者択一を迫られ、野球愛は薄れていった。それは豊田大谷高から横浜入りした後も同様だった。
「だからこそ引退後は野球とは別の仕事がしたくて、事業構想大学院大学に入学しました。そこでは事業研修や新規事業と、まったくスポーツとは違った部分を学んだんです。
でも、卒論となると、野球に関して書いてしまう。ならば、野球の嫌いな部分を取り除き、野球関連の仕事をしようと思ったんです」
2017年に「The Baseball Surfer」を立ち上げ、野球教室、Tシャツなどを販売するアパレル事業、野球指導や草野球の助っ人に出向く、 3つの活動をメインに。
「ドラ1のプレッシャーは感じていたし、とくに1年めは焦っていた。自分のことしか考えられなかったし、野球の本質である投手に対する戦略を立てられなかった。それが、大成しなかった理由だと思っています」
ふるきかつあき
1980年11月10日生まれ 三重県出身 横浜、オリックスでプレー。1年めのフレッシュオールスターでMVP。プロ11年間の通算成績は打率.247、60本塁打152打点
(週刊FLASH 2018年11月6日号)