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元オリックス馬原孝浩、占い師に逆らって決めた「背番号14」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.07 06:00 最終更新日:2018.11.07 06:00

元オリックス馬原孝浩、占い師に逆らって決めた「背番号14」

 

 2018年も逸材揃いだったプロ野球ドラフト会議。東大合格より難しいといわれる世界に飛び込んだ、かつての「選ばれしエリート」である元ダイエー(当時)の「ドラ1」馬原孝浩(36)を訪ねた。

 

「大学の先輩の山村路直さん、新垣渚さんが入団したチームだったので、自分もダイエーに行くのは自然な流れでしたね」

 

 

 入団時の背番号には秘話がある。

 

「『投手なので背番号は10番台がいい』と球団の方から言われたんですが、『13』『14』しか空きがなくて。占い師に聞いたら『14番は絶対にやめなさい』と言われたんです。だから、逆に14番にしたんです(笑)」

 

 そんな彼も、入団時のプレッシャーは相当なものだった。

 

「目標を聞かれると、『新人王』って、あえて自分にプレッシャーを与えていました。自信はあったのですが、甘い世界ではなかったですね。

 

 ファンからサインをお願いされることも多かった。性格がのんびりしているのもあるんですが、依頼されると、きっちり全部受けていたんです。尾花(高夫)コーチに、『いつまでダラダラやってんだ!』と、よく怒られました(笑)」

 

 現在は、九州医療スポーツ専門学校で柔道整復師、鍼灸師の国家資格を取得のため猛勉強中。

 

「独学でやるのは、選手に対して失礼。感覚で教えて、それで潰れた選手もたくさんいましたから。知識に裏打ちされたことを伝えたいと、専門学校で学ぶ決意をしました」

 

まはらたかひろ
1981年12月8日生まれ 熊本県出身 ソフトバンク、オリックスで活躍。2007年38Sでセーブ王に。プロ12年間の通算成績は385試合23勝31敗182S、防御率2.83

(週刊FLASH 2018年11月6日号)

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