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センバツの怪物選手を青田買い!「16イニング無四球」履正社・清水

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.22 11:00 最終更新日:2019.03.22 11:00

センバツの怪物選手を青田買い!「16イニング無四球」履正社・清水

ヤングベースボールネットワーク時代の清水

 

 3月23日に開幕する第91回センバツ高校野球。2018年夏は、二刀流・根尾昂(中日)、藤原恭大(千葉ロッテ)らを擁する大阪桐蔭が春夏連覇を達成。一方、準優勝した金足農業の吉田輝星(日本ハム)が、甘いマスクと150キロ超の豪速球でファンを沸かせた。

 

 根尾、藤原、吉田の「新BIG3」に続く、次世代のヒーローは現れるのか。センバツ注目選手のひとり、履正社高校(大阪府)の清水大成投手が「野球小僧」だった時代を、恩師が明かした。

 

 

「夏休み期間中、朝8時から夜7時までの厳しい練習に、一度も弱音を吐かなかった。性格は沈着冷静で、まわりに流されない」(ヤングベースボールネットワーク・火置昌宏監督)

 

 清水投手は2018年秋、近畿大会で2試合連続完投勝利を収め、16イニング無四球を記録した。持ち味は、最速145キロの速球に、キレのあるスライダーとチェンジアップ。

 

 追い込んでも得意な球種に頼ったり、力まかせに投げたりせず、状況に応じた頭脳的な配球で、三振の山を築く。打者との駆け引きも巧みで、完成度の高いピッチングを身上とする。

 

「角度のあるストレートと、キレの鋭いスライダーを投げ分けられる。体力強化を図れば、将来楽しみ。西武の榎田大樹投手タイプ」(パ・リーグスカウト)

 

 平成最後の甲子園大会がいよいよ開幕。「新BIG3」を超える逸材たちが、名勝負を演じる。


(週刊FLASH 2019年4月2日号)

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