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発掘!力士の原石時代「貴景勝」突き押し相撲は小学生から
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.12 11:00 最終更新日:2019.05.12 11:00
5月12日に初日を迎える、大相撲五月場所。新大関の活躍に注目が集まるなか、若手のホープに続けとばかりに、稽古により熱が入る。土俵を沸かせる人気力士のひとり、大関・貴景勝(22)の「原石時代」を発掘した!
貴景勝は、生まれたときは2800グラムと、やや小さかった。その後は徹底した稽古と450グラムのハンバーグ3枚、牛丼特盛3杯などの食事で体重は順調に増えたが、身長だけは伸びなかった。
「小学校から、ずっと突き押し相撲でやってきた。背が低いので、大きい相手に差したら、勝つのは難しいですから」
最初に熱中したのは空手。だが小3時の全国大会決勝で不可解な判定で敗退したことで、「勝敗がはっきりしている」相撲に転向。以来、「やるからには、いちばん上を目指せ」と、父・一哉さんと誓った。
目標達成まであと一歩だ。
(増刊FLASH DIAMOND 2019年5月30日号)