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アクセントはゴマ油「オカダ・カズチカ」ちゃんこ道を語る
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.22 16:00 最終更新日:2019.05.22 16:00
プロレス界の風雲児、オカダ・カズチカは、修業時代、とにかく体を作るために食べまくっていたという。当時の食生活をしばし振り返ってもらった。
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「ちゃんこを作るのは得意ですよ。当時、道場生は自分を含めて3人だけでしたが、朝のうちにガッツリ練習して、昼はちゃんこを作って食べるんです。味付けはシンプルに塩。そのほうが素材も生き、たくさん食べられるんです」
メインは豚肉、ほうれん草を手でちぎって入れ、じつにワイルド。黒胡椒にゴマ油でアクセントを利かせるという。いまだに振る舞う機会があるという自信作だ。
新日本プロレスの道場では、道場生が朝8時から掃除にかかり、終えると10時には合同練習開始。
ちゃんこ番の日は、練習で飲むお茶も大量に作る。練習を終えた選手たちが次々と食事をするので、その対応で息つく間もない。昼の12時から15時くらいに皆が食事している間、洗濯などをしながら、野菜や肉が減ったらまた足したりする。
「海外遠征に出て、アパートを借りてからも適当に作っていたので、料理は苦になりません。肉を焼いたりとかが多かったですが、当時は1日1万キロカロリー摂取を目指していたので、なんでも食べていました。
ほかによく作るのはカルボナーラですね。あれは卵にベーコン、あとは生クリームだけで簡単に作れるわりに、意外と奥が深い。
苦手なものはトマトで、缶詰は大丈夫なんですけど、昔から生はなぜか苦手なんですよ(笑)」
取材・文/鈴木隆祐