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父が語る「朝乃山」四股名の由来は挫折を救った亡き恩師
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.07.13 11:00 最終更新日:2019.07.13 11:00
【写真で振り返る「朝乃山」成長ヒストリー】
三兄弟の次男として誕生。兄の幼稚園の夏祭りで父・靖さんと。お父さんの身長は180cmで、背の高さは父親譲り。誕生時は3700g。すでにくせっ毛の片鱗が……
5歳。運動会でリレー競技。運動神経は抜群だった。兄は5歳上、弟は3歳下。卒園後に通っていた小学校には、地元出身の横綱・太刀山ゆかりの土俵があった
「習い事は水泳だけ。勉強は……、はっきり言って出来はよくなかったです(笑)。本人もそれは認めているでしょうけどね」(靖さん)
高校の入学式当日。相撲部では細身だったというが、すでに100kg超。自転車通学だったが、しょっちゅうパンクに悩まされたという。高校3年時には、全国準優勝を果たした
師匠の高砂親方は、近畿大学相撲部の先輩にあたる。4年時、全日本選手権で3位となり、三段目付け出し資格を得てプロの道へ。「息子から進路の相談をされたことはありません」(靖さん)
あさのやま
1994年3月1日生まれ 富山県出身 187センチ 177キロ 近畿大から高砂部屋入門。2016年3月初土俵。2017年9月新入幕。2019年5月場所で初の幕内優勝。敢闘賞3回、殊勲賞1回。愛称「富山の人間山脈」は、若松親方が命名。理由は「天然パーマの感じがアンドレ・ザ・ジャイアントみたい」だったから
コーディネート・金本光弘
(週刊FLASH 2019年7月23・30日号)
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