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日本国籍を取得した「白鵬」父の弔辞で誓った東京五輪への夢スポーツ 2019.09.03

 

 大相撲で42度の優勝を誇る白鵬(本名ムンフバト・ダヴァジャルガル)が、9月3日、日本国籍を取得したと官報が告示した。日本名は四股名と同じ「白鵬翔」となる。

 

 白鵬は15歳のときにモンゴルから来日し、2001年の三月場所で初土俵入り。2007年の七月場所で第69代横綱昇進を決めた。通算成績は1132勝と過去最多を誇る。

 

 引退した力士が相撲の親方になるには「年寄名跡」が必要だ。取得するには日本国籍が条件となる。今回、外国人力士である白鵬が日本国籍を取得したことで、親方として日本相撲協会に残る権利を得た。 

 

 

 白鵬は、2年ほど前から日本国籍を取得したい意向を示していた。今年6月には、モンゴル国籍の放棄を大統領が受け入れたと現地で報じられている。

 

 実は、日本国籍の取得は、父親が長らく反対していた。 

 

 白鵬の父、ジグジドゥ・ムンフバト氏は、レスリング選手として1964年の東京五輪から5大会連続でオリンピックに出場。1968年のメキシコ五輪ではミドル級フリースタイルで銀メダルを獲得し、モンゴル人初のメダリストとなった。また、モンゴル相撲では元横綱ということもあり、モンゴルの国民的英雄として高い人気を誇っている。

 

 白鵬の父は、モンゴルで「偉大なる弟子たち」という意味のイヒシャビ体育大学を設立、レスリングや柔道のオリンピック選手の育成に力を注いできた。

 

 日本国籍取得に大反対だった父だが、2018年4月、モンゴルの自宅で死去。亡くなる直前、白鵬に「わが道を行け」と伝え、国籍変更に理解を示したと報じられている。父の喪が明けたこともあり、日本国籍取得に踏み切った形だ。

 

 白鵬のいま一番の希望は、2020年の東京五輪の開会式で、現役横綱として土俵入りすることだという。実際、2018年五月場所では、自身が考案した五輪マーク入りの浴衣を着て、こう話している。

 

「おやじが上がった東京五輪という土俵に、今度は自分が立ちたい。2020年まで現役で頑張るという新しい目標ができた」

 

 モンゴルで行われた父親の葬儀で、白鵬は「父は子供の頃から家畜の世話をし、馬に乗り、子供たちと遊び、チェスをし……ついに世界チャンピオンになった」という弔辞を読んでいる。

 

 そして「天国にいる父と東京オリンピックを見たい」と語った(モンゴル現地メディア「eagle news」2018年4月13日)。

 

 1964年に東京五輪に出場した父の後を追って、白鵬も2020年の東京五輪に出場できるのか。もしかしたら、そのとき初めて、白鵬は「英雄だった父に追いつくことができた」と思うのかもしれない。

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