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ダンプ松本、私生活でもヒール貫いた「母が謝罪して回って…」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.11.09 20:00 最終更新日:2019.11.09 20:00
11月6日放送の『すじがねファンです!』(テレビ朝日系)で、ダンプ松本が不遇の生い立ちを語り、指原莉乃が涙を流した。
ダンプは女子プロレスラーになった理由について、父親のDVや借金などがあり、「無茶苦茶だった」と明かす。「OLよりプロレスラーの方が給料がいいと雑誌に書いてあった。頑張ればお金がもらえるからプロレスラーを選んだ」と語った。
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ヒールとしてハサミ、フォーク、一斗缶など凶器を使って暴れまわったため、アンチから母にまで苦情が行き、実家に石を投げられたという。母は試合会場に行くと、裏側で「うちの娘がごめんなさい」と対戦相手の長与千種らに謝っていたという。
ダンプは「その姿を見るとウルウル来た」と回想。ダンプは母に「今までで1番悪いヒールになるから、迷惑かけるけどごめんね。そのぶん、おいしいものを食べよう」と書いた手紙を渡していたという。
実家には苦情が来る一方、近所の人から母にダンプのサインを求められることも。だが、ダンプは「『家に来たらダンプは優しい』とかはあっちゃいけないから」と、色紙を家の前でぶちまけていたという。そのため母は、近所の人ひとりひとりに一升瓶を持って、謝りに行っていたという。
私生活でもヒールを貫いていたダンプのストイックな姿に、指原は「本当にかっこいい……」と涙していた。
現在は母に心から感謝しているダンプ。2018年5月13日の母の日には「お母さんありがとう。長生きしてね」と感謝をつづっていた。壮絶な経験をくぐり抜けた親子だけに、強い絆で結ばれている。