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ソフトバンク工藤監督、ハワイV旅行のあと米本土でボランティア

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2019.12.20 17:59 最終更新日:2019.12.20 18:02

ソフトバンク工藤監督、ハワイV旅行のあと米本土でボランティア

 

 ソフトバンクホークスの工藤公康監督が、プライベートでアメリカを旅している。チームが日本一となり、V旅行でハワイへ。その後、本土へ渡り、各地で知り合いを訪ねたり、チャリティイベントに参加したりしているのだ。

 

 12月19日は朝からサンフランシスコ近辺を精力的に回った。オークランド・アスレチックスの本拠地を訪ね、スタンフォードに移動し、病院で子供たちにクリスマスプレゼントを配った後、午後はテリー・ウィットフィールド選手とともに子供たちへ野球指導。

 

 

 テリー選手は、工藤監督の西武ライオンズ時代、助っ人外国人として活躍した名選手。現在はベイエリアで子供たちに野球を教えている。

 

 

 5歳から18歳までの子供たちと野球を楽しんだ後は質問コーナーになった。「監督業は楽しいですか?」「チームのなかで誰が一番好きですか?」「どうやったら早く走れますか?」といった子供らしい質問にもわかりやすく答え、ときには自己トレーニング方法を実践してみせたり、親たちに語りかけたり、場内を盛り上げていた。

 

 ちなみに「いま一番の敵は?」と聞かれると、千葉ロッテマリーンズと答えていた。その後、一人一人と写真撮影をおこない、持ち帰り用のお土産まで用意してくれた。

 

 日本では数々のボランティア活動をしている工藤監督だが、アメリカでは初めて。「子供たちは素直で反応がよく、言ったことを真っ直ぐに受け取るので、その場ですぐにうまくなる。また機会があったら戻ってきたい」と語ってくれた。

 

 監督は、その日の夜には飛行機に乗り、新たな旅先へ向かった。今後、フィラデルフィアやサンディエゴ、ロサンゼルスなどを回るそうで、アメリカ大陸を横断することになる。日本へはクリスマス前に戻るという。

 

 各地に歓喜をもたらす優勝請負人のパワーは、オフシーズンでも全開だった。(写真・文/白戸京子)

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