スポーツ
東京五輪ホッケー女子「小野真由美」現役復帰を決めた豪州留学
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.01.22 16:00 最終更新日:2020.01.22 16:00
「10歳のときにホッケーに恋をして、振り返ると、ホッケーしか知らない自分がいました」
だからこそリオ五輪後に小野真由美(35)は、一度はホッケーから離れる決意をした。
【関連記事:女子アイスホッケー「美しすぎるGK」藤本那菜が堂々メダル宣言】
しかし……自分と向き合うために留学したオーストラリアで、あらためて気づいたのは、「やっぱりホッケーしかないな(笑)」ということ。
思いだけでは、乗り越えられない壁があった。覚悟も問われた。それでも小野は、再びフィールドに帰ってきた。
「自慢できることがあるとしたら、年齢を重ねたぶんだけ、誰よりも応援してくださる方の数が増えたということ。多くの人に支えていただいて、いまの私がある。それをお返しできるのが、オリンピックという舞台なんです」
●小野真由美の “金言”
「幸せとは感謝から始まる」
●一問一答
――宝物は?
「北京五輪の前、誕生日に先輩たちからいただいた寄せ書きです。ページをめくると、『素直になりなさい』という言葉のオンパレードで。『どれだけダメな人間だったのか』と思います(苦笑)」
――自身の性格は?
「自覚症状はないんですけど……。みんな、へんだって言うので、きっと、へんなんだと思います(笑)」
――弱点は?
「体が硬いことですね。一生懸命ストレッチをやるんですけど、翌日には元に戻っています」
――試合前に聴く曲は?
「安室奈美恵さんの『Finally』」
おのまゆみ
1984年8月14日生まれ 富山県出身 170cm 61kg 五輪は北京、リオに出場。2016年のリオ五輪後、一度は現役を退いたが復帰。勤務先は、SOMPOケア広報部
写真・田中智久
取材&文・工藤晋
(週刊FLASH 2020年2月4日号)