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美しすぎるミカエル・ミシェル騎手の「倒せ、藤田菜七子!」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.08 06:00 最終更新日:2020.02.08 09:42

美しすぎるミカエル・ミシェル騎手の「倒せ、藤田菜七子!」

 

「この国に恋をしました」
 そんな言葉を残して、日本を去って5カ月。“美しき黒船” が戻ってきた。フランス人騎手のミカエル・ミシェル(24)だ。

 

 3月末までの短期免許を取得して、川崎など南関東を中心に地方競馬で騎乗している。

 

 

「2019年8月に、JRAの招待を受けて初来日し、1勝を挙げました。それで、日本が大好きになったのです。今回の来日も、彼女の強い希望で実現したものです」(競馬記者)

 

 1月27日からの5日間は、川崎競馬で騎乗。29レースで2勝、2着2回、3着6回という好成績だった。

 

「慣れないダートコース、小回りの競馬場でしたが、思った以上にうまく対応できていました。彼女自身の騎乗技術はもちろん、バックアップの体制もしっかりしていますから、今後さらに活躍するのは間違いない」(同前)

 

 2014年にフランスでデビューしたミシェルは、2018年には72勝を挙げて、同国内の「女性騎手年間最多勝記録」を樹立した実力派。上半身がぶれない美しいフォームが持ち味で、2月4日に高知、2月22日に佐賀、3月12日に名古屋での女性騎手招待レースに参戦予定だ。

 

 今回の来日では、元騎手のF・スパニュ氏がエージェントとしてつくうえに、日本競馬界で絶大な力を持つ「社台グループ」が支援している。1月29日に挙げた初勝利も、同グループの所有馬だった。

 

 将来的には、「JRA通年免許の取得を目指す」というミシェル。昨年から日本語の勉強を始めており、サインも「ミカエル」とカタカナで書けるまでになっている。

 

 来日直後、和食店で納豆に挑戦した動画を海外競馬専門サイトで公開すると、再生回数は2万回を超え、世界中から注目を集めている。

 

「通年免許の取得には、日本語のマスターが必須。過去には、超一流の外国人騎手でも、それで落とされたことがあります。

 

 もし、JRAで乗るとなれば、かなり活躍するでしょう。2019年改定された、女性騎手は負担重量2kg減という “(藤田)菜七子ルール” のメリットも大きいはず」(競馬関係者)

 

 そうなれば注目されるのが、藤田菜七子騎手との対戦だ。

 

「ミシェルの全レースをチェックするほど、藤田騎手も関心は高い。『いまはお互いに応援』ということでしょうが、いざライバルとなれば話は別です。ああ見えて『中身は、男』と言われるほど、気が強い藤田騎手ですから、燃えるでしょうね(笑)」(同前)

 

 2月28日にサウジアラビア、3月8日にスペインでのレースに両騎手が参戦する。2019年の札幌での対決は、ミシェルの3勝1敗。果たして今回は――。

 


(週刊FLASH 2020年2月18日号)

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