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東京五輪ホッケー女子「永井葉月」シュートの音を聞きに来て!
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.12 16:00 最終更新日:2020.02.12 16:00
アスリートには、スイッチが入る瞬間というときがある。ロッカールームを出るとき。戦闘服ともいうべきユニホームに着替えるとき――。永井葉月(25)にとっては、ヘアバンドをつけるときがその瞬間だ。
「何色かありますが、試合のときは白! アドレナリン全開で、熱が全身を駆けめぐるんです!」
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父は、女子日本代表の元監督で、現在は永井の所属先のソニーを率いる永井祐司監督。姉は同じく代表の、永井友理。リオ五輪後2年間、海外で武者修行した葉月は、司令塔として “さくらジャパン” を引っ張る。
「私の出したパスを、チームメイトが決めて勝つ。それが、姉の友理だったら、もう最高ですね。えっ、東京五輪の目標ですか!? もちろん、金メダルですよ!」
●永井葉月の “金言”
「最高の勝利は自分を乗り越えること」
●一問一答
――ご褒美メシは?
「うなぎも好きだし、焼き肉も大好きです。あとは……アイスクリームとケーキですね。ちょっと欲張りすぎかな(笑)」
――試合の見どころは?
「一番は、シュートを打ったときの音です。ぜひ、会場に足を運んで、聞いてください!」
――ホッケーと出合わなかったら?
「料理が好きなので、料理人? パティシエ?(笑)」
――好きなアーティストは?
「BrunoMars、BENI、Ms.OOJA」
ながいはづき
1994年8月15日生まれ 岐阜県出身 152cm52kg 2016年リオ五輪に出場。2019年の年間最優秀選手に選出された。「ソニーHC BRAVIA Ladies」に所属
写真・田中智久
取材&文・工藤 晋
(週刊FLASH 2020年2月25日号)