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王貞治も進言した「プロ野球16球団」前澤友作はノーアイデアだった
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.18 16:00 最終更新日:2020.02.18 16:00
プロ野球「16球団」への拡張構想が、再び過熱している。
もともとは2014年、球団を増やすことで地域活性化につなげることが自民党で議論され、安倍晋三首相に「アベノミクス」の一案として提言したことで、構想が浮上した。
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そして今年1月11日、福岡のテレビ番組で、ソフトバンクホークス・王貞治会長(79)が「球団数は現在の12より16が望ましい。あと4つ新しい球団が誕生してほしい」と発言し、注目が集まった。
この話題を語るうえで、もう一人、重要人物がいる。それはZOZO前社長の前澤友作氏(44)だ。前澤氏はZOZO社長時代の2018年7月、突如「プロ球団を持ちたい」と表明した。
「当時の前澤氏は、噂されていた千葉ロッテの買収ではなく、新規での参入を強く主張。さらに、堀江貴文氏も『(水面下で)16球団の動きがある』と発言するなど、球団数を増やす話が具体化するかのように思われました」(スポーツライター)
だが、2018年12月、前澤氏は努力不足と勉強不足を理由に「いったん断念することにしました」と表明。
その後の2019年9月にはZOZOの社長も退任した前澤氏だが、自身のYouTubeチャンネルで「1000億円記帳」をおこなうなど、今でもプロ球団を保有できるほどの資産はあるようだ。
球団保有について断念することを表明した際、「夢は夢としてあきらめず持ち続けたいと思います」と発言していた前澤氏は、今回の王氏の発言をどうとらえるのだろうか。
そこで今回、本誌は前澤氏に、
「現在、プロ野球の参入についてどのように考えていますか?」
「前澤さん自身は『16球団』でプロ野球をおこなうことについて、どのように考えますか?」
という内容で、インタビュー取材をお願いすると、広報担当者から以下の回答が届いた。
「本件ですが、現在回答できる内容がないため、大変恐縮ですがコメント出しに関して辞退させていただけますと幸いです」
どうやら、語れるほどの「夢」もなかったらしい。