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元プロ野球投手・野村貴仁、槇原敬之に「俺が更生させたる!」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2020.02.20 06:00 最終更新日:2020.02.20 06:00
2月13日に、覚せい剤取締法違反と薬機法違反の疑いで逮捕された、歌手の槇原敬之容疑者(50)。取調べに対し、違法薬物の所持については大筋で認めたが、使用については「長いこと薬はやっていません」と供述。逮捕後の簡易尿検査でも、陰性だった。
1999年に覚醒剤事件で有罪判決を受け、ふたたび逮捕された槇原容疑者に対し、「迷惑だ!」と憤る男がいる。2006年に、覚せい剤取締法違反で逮捕された、元プロ野球選手の野村貴仁氏(51)だ。
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「僕が逮捕されたとき、検事に『10年後、20年後にまたクスリをやるやつがいるけど大丈夫か?』と聞かれました。まさしく槇原さんはそのタイプですね。こういうことがあるから、僕みたいにキッパリ薬物をやめた人間まで、いまだに疑われてしまうんです」
野村氏は、ある日テレビで見た槇原の姿に、同じ薬物中毒だった人間として違和感を覚えたことがあるという。
「槇原さんが、覚醒剤中毒者に多いとされる、典型的な “脂汗” をかいていたんですよ。そのときは、『まさか、もうやってないだろう』と思って気にしませんでした。
でもこんなことがあると、『シャブをやりながらテレビに出ていたんじゃないか』と、疑ってしまいたくなりますよね」
野村氏は、薬物中毒から抜け出すことができた “シャブの先輩” として、槇原容疑者を「自分ならば更生させられる」と豪語する。
「僕の経験上 “クスリ断ち” にいちばん大切なのは、気合いです。テレビでよく取り上げられるような薬物依存症の更生施設に行っても、無駄だと思います。『みんなで集まったところで、本当に止めらるのか』という疑問がある。とにかく、個人が強い意志を持って戦っていくしかないんですよ!
槇原さんが使用を認めて、どうしても治したいと考えているなら、僕のところに来てください。やめさせてみせますよ。僕には、自分の経験をもとに考案した『野村メソッド』がありますからね」
野村氏は現在、大工や農家として活躍するほか、高知市内にある「野村の部屋」というバーを経営している。
「ビルの2階にバーがあるのですが、3階を薬物依存者の治療施設にしようかと。治療は、僕と寝食をともにしながら、最低3カ月以上かけておこないます。
たとえば、少しでも薬物に手を出したいと考えたり、売人が近づいてきたりしたら、すぐに自分から『見張ってください』と警察に連絡をするんです。
実際に警察がマークしてくれてもいいし、“マークされている” という思い込みでもいい。そうすれば、警察を恐れて薬物には手を出さなくなる。もちろん、カウンセリングなんかも必要です」
槇原容疑者のそばに野村氏が、“どんなときも” いてくれれば、“もうシャブなんてしない” かも。