業界人は現場で見た「濡れ場が激しい女優」伝説の映画30選

『ヘルタースケルター』での脱ぎっぷりが見事な、沢尻エリカ

　ドラマ『3年B組金八先生』シリーズでブレイクした星野真里。貴重なカラダが見られるのが、映画初主演の『さよならみどりちゃん』だ。

「濡れ場の撮影現場は、スタッフが見つけてきた安アパート。近所から覗かれてもおかしくない状況でしたが、一生懸命なスタッフのために、身を捧げるつもりで撮影に臨んだそうです。

　ぶっちゃけ幼児体型でしたが、かえって見てはいけないものを見たような気になって、興奮しましたね」

　2019年、違法薬物事件を起こした沢尻エリカは、『ヘルタースケルター』で、見事な脱ぎっぷりを見せた。 

「もともと、『女優にはヌードはつきもの』という考えを持っていたそうです。撮影当日は、楽屋から脱いでいました。撮影中もずっとハイテンションで、窪塚洋介との濡れ場も、蜷川実花監督の演出が不要なほどの熱演でした」

　そのエリカ様が降板したNHK大河『麒麟がくる』に出演中の門脇麦は、R18+指定の『愛の渦』で「地味ながら性欲の強い女子大生」という役を熱演。

「三浦大輔監督のファンだった彼女が、出演を熱望したもの。撮影現場では脱いでいるか、バスタオルを巻いているだけかという、過激なシーンばかりでした」

　2010年のNHK大河『龍馬伝』のお龍役で注目を浴びた真木よう子が、初めてカラダを披露したのは、『ベロニカは死ぬことにした』。

「真木といえば巨乳。本人は『私、乳輪が大きいんだよね。年のわりに、ちょっと垂れちゃってるし』と気にしていたが、堀江慶監督から『生身の姿を、そのまま出してほしい』と言われたことに応えて、堂々としたものでした。さすが『無名塾』出身、役者魂を見ました」 

　意外と多くの作品で脱いでいるのが、安藤サクラ。

「単館モノや低予算作品でも、バンバン脱いでます。本人は脱ぐことに躊躇がなく、さすがは俳優の娘（父は奥田瑛二）。すっかり大女優になった今、『ヌードの依頼が来なくなった』と嘆いているとか」

　その顔を見ると、なぜかハイボールが飲みたくなる吉高由里子は、まだ10代だったときに撮影された『蛇にピアス』で初めてカラダを披露。

「当時から天然キャラでした。濡れ場では、相手役の男優に『本番しなくていいんですか』と聞いたり、『前貼りは剥がすときに痛いし、面倒だから』と、途中からは前貼りなしで撮影したりと、周囲を驚かせていました」

　最後は、現在放送中のNHK朝ドラ『エール』のヒロイン、二階堂ふみ。

「『リバーズ・エッジ』では、演出上必要だからと、カラダを披露することを、みずから行定勲監督に提案。本人いわく、『早く映画で脱ぎたくて、脱ぐタイミングを探していた』とか」 

『翔んで埼玉』など、コミカルなイメージが強いが、女優としての評価は高い。今後もバンバン “女優魂” を見せつけてほしい。

　次のページでは、映画関係者が選ぶ「濡れ場が激しい女優」30人と代表作を、当時のエピソードを交えてご紹介する。