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志願者数日本一「近畿大学」吉本興業とコラボしてお笑い研究社会・政治 2016.12.27

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『写真:AFLO』

 

 産学連携というと小難しいイメージがある。一般的には、民間企業と大学が共同で研究開発を行い、新事業を起こしていくアカデミックで先進的なイメージだ。

 

 しかし12月15日に発表された吉本興業と近畿大学のソレはまるで違う。吉本興業が運営する劇場、なんばグランド花月で締結された包括連携協定の内容は「『おもろい』研究や教育」「『笑い』を軸とした人材育成」といったもの。

 

 近畿大学の塩崎均学長は「私は医者でございまして、笑いというものの科学的な検証は、ずっと前から考えてきた」と大真面目に「おもろい」を追求する意気込みを語った。

 

 科学的な検証の第一歩は、医学部が中心となる予定だ。吉本新喜劇を見ている人の心拍数や血圧の変化などを測定。「お笑い」を医学的に検証し、ストレス対処法の研究などに生かすという。

 

 吉本興業の大崎洋社長は「昨今、か弱い若者が多い」と嘆き、今回の連携で規格外のスケールを持つタフな芸人を活用して、人材育成にも力を入れたいと強調した。

 

 今月22日には、さっそく落語家の月亭方正さんが就職面接を想定した話術のこつを教える予定も決まった。

 

 近畿大学といえば真っ先に浮かぶのが「近大マグロ」だ。クロマグロの養殖技術を確立し、それを利用したレストランも行列ができるほどの人気となった。

 

 それだけではない。ここ数年は今までにない斬新な広告戦略を打ち出して話題を呼んでいる。新しく創設された国際学部は語学学校のベルリッツと提携してカリキュラムを組むなど、新しい試みを次々と発表している。

 

 このユニークな大学経営が注目され、現在3年連続で受験志願者数日本一に輝いている。今回の吉本興業と近畿大学のコラボレーションからも、きっと今までにない面白い「産学連携」が生まれるに違いない。

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