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警察はなぜ逃走ルートがわかるのか「分析捜査の中枢」SSBCとは?社会・政治 2017.01.10

『車の移動は完全に捕捉される?』

『車の移動は完全に捕捉される?』

 

 元警察官僚の亀井静香衆院議員は「物事には光があれば、影がある。公安警察は国家の影の部分だ」と評する。

 

 地を這うような「聞き込み」「張り込み」は公安警察の捜査の基本だが、最近は、そうした伝統的な手法が通用しないケースも増えている。

 

「その捜査力を補うのが、防犯カメラなどに記録された、犯罪ビッグデータの分析です。近年、捜査の中心になっています」(ジャーナリスト・今井良氏)

 

 そんなハイテクを駆使した分析捜査の中枢がSSBC(捜査支援分析センター)だ。本来は刑事部の所管だが、警視庁内のすべての事件捜査に横断的に関わる。警察に詳しいジャーナリスト・真田創一郎氏が、内幕を明かす。

 

「SSBCは、集まったデータを分析する情報分析部隊と、現場に行く機動捜査部隊に分かれています。現場で防犯カメラに映った画像を持ち帰り、『DAIS(捜査支援用画像分析システム)』というソフトで画像を鮮明にします。

 

 犯人の顔や特徴を特定し、それを現場の機動捜査部隊に配り、情報の共有や捜査に役立てます」

 

 SSBCが運用するもので我々にも身近なのが、クルマのナンバーを瞬時に読み取り、手配車両と照合して追尾する「Nシステム」だ。正式名称は「自動車ナンバー自動読取装置」。多くは幹線道路など交通の要所で見かけるが、一部の宗教関連施設周辺にも設置されている。

 

「Nシステムと手配車両のナンバーが一致することを『Nヒット』といいます。ヒットした時間と場所をつないでいくと、逃走経路がわかるんです。Nシステムには後ろのナンバーが撮れるバイク対応型も登場しました。

 

 ほかにも、デジタル地図に犯罪情報を落とし込んだ『DBマップ』、さまざまな犯罪のデータを1台の端末でキーワード検索できる『CIS ― CATS(情報分析支援システム)』などが使われています」(今井氏)

 

 捜査テクノロジーは日進月歩なのだ。

(週刊FLASH 2016年12月13日号)

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