AKB・坂道
乃木坂46川﨑桜の“世界フィギュア”スケートパフォーマンスが話題に!「家族への恩返しができました」
AKB・坂道FLASH編集部
記事投稿日:2023.04.25 21:00 最終更新日:2023.04.26 19:54
「世界フィギュアスケート選手権2023」のスペシャルサポーターとして、オープニングセレモニーで見事なスケートパフォーマンスを行った乃木坂46 5期生・川﨑桜。32ndシングル『人は夢を二度見る』で初の選抜入りを果たし、グループの新星として期待される彼女のスケート、そして乃木坂46への想いとは。
― 今作では川﨑さんのほかにも4人の5期生が初選抜入りしました。
選抜発表の後、名前を呼ばれた5人で集まって「不安だけど、みんなで助け合っていこうね」と、話し合ったんです。最初は不安が大きすぎて、怖い気持ちにもなったけど、その気持ちはみんな同じだったし、だからこそ一緒に支え合って乗り越えることができて。あらためて、同期の存在って本当に大きいなって感じました。
― そんな5期生の単独ライブが2月の「乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE」(以下、「バスラ」)でおこなわれました。
会場が大きすぎてびっくりしました! 今まで見ていた先輩方の背中がなく、自分たちが1列目としてパフォーマンスしなくちゃいけないことが怖かったし、盛り上げなきゃいけないという焦りがありました。「新・乃木坂スター誕生!LIVE」('22年12月)も5期生だけだったんですが、今回はMCも含めて初めてだらけの挑戦でした。それに、先輩方に比べて5期生は楽曲の振付も入っていなかったので、毎日のようにレッスンをしていて。リハーサル当日なんて、不安でいっぱいでみんな顔面蒼白でした(笑)。
― 印象的だったパフォーマンスは?
やっぱり『17分間』(川﨑センター曲)ですね。ステージに上がってからは緊張しすぎて、スタッフさんからも「不安が顔に出てるよ!」と言われちゃうくらいずっと顔が強張っていたんですよ。でも、『17分間』だけはなぜか思いっきり笑顔で楽しめて。そこから緊張も徐々になくなって伸び伸びとパフォーマンスができたんです。やっぱり私にとって『17分間』は、かけがえのない存在なんだと実感しました。もし1曲めに『17分間』を歌っていたら、緊張しなかったかも(笑)。
― 一方「バスラ」最終日では1期生の秋元真夏さんが卒業し、2期生の鈴木絢音さんも3月に卒業しました。グループにとっては大きな節目でしたね。
期別ライブを終え、私たちもずっと甘えていないで、これからは乃木坂46を支える側にならないといけないって強く感じたんです。これまでグループを作ってきた先輩方のいる乃木坂46が好きというファンの方は多いと思うのですが、それでも、乃木坂46のよさを残しつつ、私たち新しい世代でもファンの皆さんの心に残る大きなことをやりたいです。
― そんな川﨑さんは、3月に「世界フィギュアスケート選手権2023」(フジテレビ系)のスペシャルサポーターに抜擢! オープニングセレモニーでは『シンクロニシティ』の楽曲に合わせて、見事なスケートパフォーマンスをおこないました。
子供のころから10年間スケートをやっていたのですが、なかなかいい結果が残せず、それに高校に上がってからは学業のためにスケートをやめてしまって。それでもずっと支えてくれていた家族に何か恩返ししたいと思っていたんです。それが、叶いました! ただ、3年間滑っていなかったので、不安だらけで(笑)。
― ブランクを感じさせない素晴らしい滑りでした。お話が決まったとき、ご家族の反応はどうでしたか?
家族みんながフィギュアスケート好きなので、この大会の重大さを知っているぶん、「え、どうしよう?」と混乱していました(笑)。喜んでくれていましたが、家族全員で緊張しちゃって。
― 滑り終えた後の周囲の反応は?
いろんな方に「すごくよかったよ」と言っていただけました。それこそ、滑るにあたって、昔スケートを習っていた先生にもう一度教えてもらったんです。当時の私はすごく控えめだったので、そんな私がアイドルになったことに先生もすごく驚いていて(笑)。終わった後も「今まででいちばんよかったよ」って褒めてくださいました。
― スケートの先生からは、ほかに何か言われませんでしたか?
「ずっとスケートを続けてほしい」と言われました。久々に滑って「表現力もあって、3年ぶりとは思えない滑りだね」と言っていただけて。それはやっぱり乃木坂46での活動があったからこそだと思っています。
― 川﨑さんはスケートの大会で緊張しすぎることに悩んでいたそうですが、乃木坂46に加入して緊張することは減ってきましたか?
徐々にですが、克服できていると思います。グループに加入した最初のころは、個性豊かすぎる5期生メンバーたちに圧倒されて引っ込み思案になってしまったんですけど、今では仲よしです(笑)。ライブでもまだ緊張するんですが、スケートのオープニングセレモニーでの緊張は別物でした。ライブは乃木坂46のファンの方がいてくださるけど、世界選手権の観客席は本当にスケートが好きな方が集まっている場所なので「私がここで滑っていいのかな」と思ったし、乃木坂46の看板を背負っているからこそ、失敗できないという怖さもありました。
― 本番は楽しめましたか?
すごく楽しかったです! スケートは自分の人生の一部だし、スケートをやっているときがいちばん素の自分を出せるんです。乃木坂46に加入して、慣れないことも多く、行き詰まってしまうことが多かったけど、そんななかでスケートに携わるお仕事をさせていただいて、ありのままの自分を出すことができました。スケートをやっていてよかったなって思いますし、乃木坂46もスケートで培った忍耐力が生きているなって思っています。
― 最後に今後挑戦したいことがあれば、教えてください。
洋服が好きなので、いつかファッションショーに出てみたいです。それに、今日の撮影のような雰囲気の映画も好きなので、演技のお仕事にも挑戦してみたいです!