4月21日放送の『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)で、香川照之が、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)について語った。
新シリーズが4月から放送開始予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期され、「1話は撮りきりました。2話の途中で止まってます」とコメント。
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伊集院光が「1話だけ見て待つよりは、延期してもらった方が、俺ら(視聴者)もいいかな」と話すと、香川も「1話だけ放送して止まるよりはまだよかった」とコメントした。
2013年7月から放送された前作では、最終回で香川演じる大和田常務の土下座シーンが大いに話題をさらった。
同シーンについて、香川は自分の中で演技のモデルにしてきた人物がいるとして、「その人は、絶対にしない。だから僕、絶対土下座したくないんです」と演出家の福澤克雄氏に相談したという。
だが、福澤氏から「してください」と言われた香川。「わかりました。じゃあ、土下座しましょう」と同意したが、「どんだけ時間かかるかわかりません。ただ、テレビには編集があるんで、編集してください。現場でものすごい時間かかると思いますけど、いいですか?」と伝えたという。
撮影当日について「『土下座する』って言ってから、崩れ落ちるまで2~3分かかってる」と回想。「あれは役作りではなくて、『その(モデルの)人だったらそうするだろうな』って、僕の人生の中から出てきてるだけ」と振り返っていた。
前作の最終回は平均視聴率42.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を記録した『半沢直樹』。放送が始まる日を待ちたい。