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お笑いコンビ・響の「副業対談」コロナ禍の時短営業がキツい

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.05.06 11:00 最終更新日:2020.05.06 11:00

お笑いコンビ・響の「副業対談」コロナ禍の時短営業がキツい

 

 会社に人生を預けっぱなしでは、いよいよヤバくなってきた昨今。不安定な芸能界を生き抜く芸人たちも、絵本作家、YouTuber、小説家など、“副業” を始めている。なかには、成果を収めている人も。今回は、コンビそれぞれが飲食店を経営する「」に、“副業術” を聞いた!

 

 

 ボケの長友光弘(42)は地元・宮崎市で「ラーメン暖暮 宮崎一の宮店」(2014年開店)、ツッコミの小林優介(41)は東京・幡ヶ谷で「牡蠣と魚」「ハタガヤ牛タンテール」(2019年開店)を経営している。

 

長友「ラーメン店をやろうと思ったのは……。ラーメンが大好きだったからだな」

 

小林「超単純すぎる(笑)」

 

長友「それに、女子高生キャラ『ミツコ』で世に出たけど、ブレイク期間は長く続かないと思ってた。だから、好きなお笑いを続けていく資金源として、固定収入が欲しかった」

 

小林「話を聞いて、『お笑い一本でいくつもりじゃないんだ』って、がっくしきたよ(笑)」

 

長友「当時は、お前だって株にハマって、楽屋で株価をチェックして、投資セミナーの講師も務めてたんだから、人のことは言えないよ!」

 

小林「当時、株式市場は盛り上がっていたからね」

 

長友「『暖暮』は、福岡市が本社の豚骨ラーメン店。イチから修業をする時間もないし、フランチャイズでやりたかった」

 

小林「伝手を探していったら、アンタッチャブルの柴田英嗣さんが、『暖暮』の会長を紹介してくれたんだよね」

 

長友「初年度の売り上げは、約9000万円。1年後に2号店を開店、3年後に1号店を繁華街に移転。……と、ここまではよかったんだけど、人手不足で1号店を閉めた。いまは1店舗で、年商は5000万円ほど。一応、黒字経営できてるけどね」

 

小林「僕が店を始めたのは、2019年5月。40歳になり、子供もできたので、『安定収入を』と思って。

 

 最初、バー経営を考えて、親友の飲食店グループ会長に相談したら、『ぜったいやめたほうがいい』って(笑)。グループでの飲食店経営をすすめられて出資を決め、この2店を開いた」

 

長友「店名は出す料理そのまま。超単純すぎる(笑)」

 

小林「長友もフランチャイズだし、人からノウハウを教えてもらうのは大事だよね。店はコロナ禍まで順調だったけど、いまは飲食業全体が本当にキツい。うちも時短営業で、テイクアウトも始めた」

 

長友「うちは宮崎で通常営業だけど、影響は出てる」

 

小林「『Uber Eats』もやりたいけど、加入希望者が多くて、だいぶ待たされるって」

 

長友「本業のお笑いでも、仕事が減っているし、3月の単独ライブも中止になった」

 

小林「でも今は、YouTubeでもネタを発表できる。ピンチをなんとかしのいで、お笑いを続けていきたいよね」

 


ひびき 2000年結成
・ながともみつひろ
1978年生まれ 宮崎県出身 建設会社勤務後、芸人に。特技のダーツでプロ資格を持つ
・こばやしゆうすけ
1978年生まれ 愛知県出身 BBQインストラクター、漢字検定準一級などの資格を持つ

 

【響の教訓】
「好きなことを続けていくため副業がある」

 

(週刊FLASH 2020年5月5日号)

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