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ヒロシ、家賃2万円のアパートを追い出され野宿した貧乏時代

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.12 20:00 最終更新日:2020.06.12 20:00

ヒロシ、家賃2万円のアパートを追い出され野宿した貧乏時代

 

 お笑い芸人ヒロシが、6月9日放送の『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)で、下積み時代を振り返った。

 

 北野武に憧れ、26歳で熊本県から上京したヒロシ。

 

 新井薬師前駅(東京都中野区)が最寄りの、家賃2万円の木造2階建てアパートに住んでいた。四畳半に共同トイレで風呂はなく、近所のコインランドリーにあったコイン式シャワーで体を洗っていた。

 

 

 だが、経済的に毎日は通えず、自宅のシンクにお湯を3分の1ほど張り、足・お尻・お腹の順で少しずつお湯に浸し、服を着てから頭を洗うこともあったという。

 

 事務所には所属していたが、当時月1回の舞台しかなく、ギャラもわずか500円。自宅近くのコンビニでバイトしたが、オーディションなどの関係から週2日しか入れず、月収はわずか4万円だった。

 

 実家から届いた白米と、室内に漂ってきたアパートの住人が作った料理のにおいをおかずにした食生活を2年続けた。

 

 テレビ番組のオファーで、2カ月住み込みでとび職を経験する仕事をもらったが、ギャラは2万5000円ほどで、家賃2カ月分が払えず追い出されてしまう。

 

 新宿・歌舞伎町の漫画喫茶でシャワーを浴び、ドリンク飲み放題の5時間500円プランで生活することもあったが、それさえ行けないときは、寝床を求めて水商売の女性に声をかけた。さらに、公園の階段で野宿することもあった。

 

 2004年、三宅裕司が司会を務めた『笑いの金メダル』(テレビ朝日系)へ出演してブレイクし、月収は4万円から300万円に急増。

 

 目黒区の家賃48万円、2LDKの高級マンションに引っ越し、3000平方メートルある山を購入するなど、生活の質が大きく変わったという。

 

 家賃2万円にも困窮したことのあるヒロシ。2019年6月6日の『SUUMOタウン』では、当時の生活をこう回顧している。

 

「風呂なし共同便所で、部屋の鍵は南京錠。一度、家に帰ったら僕の部屋に同じアパートの子どもが上がり込んでいることがありましたよ。唯一の取り柄は日当たりの良さだったんですけど、クーラーもないから夏は熱中症になりそうだった」

 

 厳しい下積みを乗り越え、今の芸人生活の礎を築き上げたのだ。

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