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熊切あさ美に麻美ゆま「追悼・志村けんさん」最近はTikTokを…
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.07.20 11:00 最終更新日:2020.07.20 11:00
志村けんさん(享年70)が逝ってから、7月7日で100日。あらためて、「喜劇王」の偉大さに感じ入っている人は多い。6人の著名人が、志村さんとの思い出を述懐する。
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●せんだみつお(72・コメディアン)
「最初に会ったのは、対談でした。志村さんが『東村山音頭』で、バーンと世の中に出たときです。僕は『うわさのチャンネル』(日本テレビ系)、彼は『全員集合』(TBS系)で、互いに番組内の “末っ子ポジション” というのが似ていて。
彼はすごい勉強家で、昔の喜劇人の話とか、『仕事でこういうことがやりたいんだ!』という話をたくさん聞かせてくれて、やっぱりお笑いに対する造詣が深かった。僕より、ずっとポリシーを持っていました」
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●貴闘力(52・元関脇)
「若いころ、中山ヒデ(秀征)ちゃんと仲よくしていて、志村さんとも、彼の紹介でした。
俺が引退するとき、『俺ら芸人は、70~80歳までダラダラとやらなければいけないけども、貴関は親方の人生もあるし、2回も3回も人生をやることができるんだから、いいじゃないか』と言ってくれましたね。
『第二の人生があるんだから、頑張り』といった話は何度もしてくれた。だから、これまでやってこれたし、ありがたいです」
●熊切あさ美(40・タレント)
「初めてご一緒した場で、私は緊張しすぎてしまい、よく食べて、よく飲んでいたんです。それが、気に入っていただけたきっかけかなと、勝手に思っています。
そのとき連れていってもらったちゃんこ屋は、志村さんも、いかりや(長介)さんに連れてきてもらったお店と聞き、感動して嬉しかったです。
いまは、麻布十番を通るたびに寂しい気持ちになってしまいます。またいつの日か、お酒をご一緒させてください!」
●尾崎菜々(37・タレント)
「印象に残っているのは、入浴シーンですね。昔からテレビで見ていたシーンだったので、まさか自分が志村さんとお風呂に入るとは、思っていませんでした。
子供のころから見ていた方で、毎回お会いしても『あっ、志村けんだ!』という気持ちで……緊張する偉大な存在でした。そんな私を見てか、初めての『バカ殿』のときに、『緊張しなくていいよ』とお声をかけていただいたのを、よく覚えています」
●麻美ゆま(33・女優)
「舞台『志村魂』のとき、地方は大型バスでの移動なんですが、志村さんは絶対に寝ないんです。『景色も見るし、音楽聴くからあっという間で、眠くならない』って。移動中、洋楽とかR&Bとかをお聴きになられていたのが、とても印象的でした。
最近ではTikTokを見ていたりと、ふだんからずっとお仕事のことを考えていて、つねに新しいものを取り入れようと意欲的だったのが、すごいですよね」
●高嶋香帆(28・タレント)
「私、おでこが広いのが少しコンプレックスで……。ある日、志村さんがコント中にツッコみながら、いきなり私のおでこを叩いたんです。その後、『香帆ちゃんのおでこは叩きやすくて、いい音がする』って言っていただいたのがすごく嬉しくて、おでこを広く産んでくれた両親に感謝しました。
故郷・大阪で舞台があったとき、両親に『香帆ちゃんは頑張ってますよ』と言ってくださったのも、嬉しかったです」
(週刊FLASH 2020年7月28日・8月4日号)