ゴ「好意的に受け取ってくれてるんですね。じゃあ、参考にしたい人っていますか?」
加「いや、誰かをまねしたらダメだなと思ってるんです。自分がやりたいようにやるっていうのが、いちばんなので。若い視聴者との “ズレ” は、よく感じますよ。でも、理解しないようにしてます(笑)。流行とか、本当に意識しないですし」
ゴ「そうですよね。僕も、スタッフさんの意図は最低限汲んではいるつもりだけど、過剰に作ったりはしないというか。『ゲームってみんなでやったら、こんなに楽しいんだよ』ってことを伝えられれば」
加「僕も、ゲーム実況の究極は、そこにあるんじゃないかと。小さいころ友達とゲームしてたときって、コントローラーを持てない時間がありましたよね。しょうがなく後ろからガヤ入れるんですけど、意外とそれがおもしろくて。
僕は、それをネット上の不特定多数の人たちに範囲を広げて、共有したいんです。だから、あえて知識がゼロの状態で実況するようにしています。そのほうがガヤを入れやすいから」
ゴ「僕、むちゃくちゃ下手だから、失敗すると非難のコメントが増える感じ、わかります」
加「以前、動画を拝見したんですけど、『あ、仲間がいたな』って思いました(笑)。僕も下手なタイプなので」
ゴ「そのなかでも、最下層が僕」
加「コメントが荒れるときって、どう対処してますか? 僕のコメント欄って異次元レベルで荒れてるんですけど、ゴミみたいなコメントにも、普通に言い返しちゃうんですよ。『お前、そんなこと言ってんじゃねーぞ』とか。でも、芸人さんって事務所とか、背負うものがたくさんありますよね」
ゴ「ああ、でも僕は芸能人じゃなくて宇宙海賊だから。ひとりで海賊やってるし」
加「そうでしたね! そういう逃げ方もあったんだ(笑)」
ゴ「あと、ある程度売り上げが入ってきてからは、気になんなくなっちゃったかな」
加「そうですよね(笑)」
ゴ「いま、『週計視聴者数世界2位』の記録を持ってますよね。更新したい気持ちはあります? 」
加「全然あります! 手越(祐也)さんに勝ちたいんで(笑)。いつか100万人集めてやろうと。もし結婚したら、安定をとって目指さないですけどね」
ゴ「すごい! 僕は子供が2人いるんで、成人するまでは頑張らないといけないな。まだ子供たちは、僕が宇宙海賊だって知らないんですけど。頑張るしかない、しかナイ、ナイジェリア! それっ……ココ! ナイジェリア! 」
加「すごい、生で見れた! けど強引すぎだよなぁ!?」
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次のページでは、2人がそれぞれ、自身がおこなった印象的な配信を語る!