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原点はモテる香水…内田理央「うさんくさい商品」に興味津々
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.02 11:00 最終更新日:2020.09.02 11:00
8月27日に初日を迎えた『星の数ほど星に願いを』で、自身初の舞台主演を務める、女優・内田理央。同作で内田が演じるのは、「願いを叶える神秘の石」という “怪しい商品” を作っている工場の再生に奮闘する、銀行員の役だ。
「私、そういう怪しげなもの、大好きなんですよ(笑)。開運グッズとか、よく買っちゃいます。もちろん100%は信じてなくて、『失敗してもいいや』って、楽しみながらネタで買ってます。だから、効果がなくても『ですよね(笑)』って。
たとえば……お祓いスプレー。じつは普通に、バラエティショップで売ってるんですよ。『おいせさんのお清め塩スプレー』っていうんですけど。おしゃれで、小さくて持ち運びもしやすいし、いい匂いがするので使ってます。
それから、電磁波を吸収するネックレスも買ってみたんですよ。それを着けて飛行機にのったら、全然疲れなかった。電磁波があると疲れやすいらしくて、私も電磁波でだるくなるんですけど。ネックレスに電磁波を吸収する効果があったかは、わかりません」
“怪しいもの好き” の源流は、学生時代にお年玉やお小遣いをつぎ込んでいた、マンガ雑誌だ。
「昔のマンガ雑誌の裏って、願いが叶う系の広告が、たくさんあったじゃないですか。女性向けだったら、『10kg痩せます』とか、『胸が大きくなります』とか。そういう、ちょっと “うさんくさい広告” って、すごく気になりませんか!?
高校生のとき、どの雑誌か忘れてしまったんですが、広告を見て『モテる香水』を買ったことがあります。でも、効かなかった……ちょっと残念です。好奇心は、旺盛なほうだと思います。なんでも知りたいし、楽しみたくて」
最近の趣味は、もっぱら街にある「怪しいマッサージ屋さん」めぐりだ。
「ちょっと小汚くて、外国の方やおじいさんがやってるようなマッサージ屋さんってあるじゃないですか。でも、一度も嫌な思いをしたことはなくて、施術はとっても上手なんですよ。むしろ、感動して帰ることのほうが多いです。
おしゃれな感じもなくて、私のことも誰だかわかっていないので、気を遣わなくて楽なんです。開拓して、ずっと通ってるところが何軒かあります」
2020年7月には、YouTubeのチャンネルを開設。鶯谷にある幻想系の古書店を訪問したり、アダルトメディア研究家と対談したりと、趣味感全開で楽しむ動画を配信している。
「やり始めたら、古いお友達だったり、学生時代の子から『YouTube見たよ』って連絡が、めちゃめちゃきたんです。改めて、『YouTubeって、みんなが見てるんだなあ』って。再生回数については、YouTuberの皆さんってすごいんだなと。毎日更新されてる方もいらして、めちゃめちゃ尊敬しています。
私は、視聴者の皆さんは何が見たいんだ、っていうのも考えた結果、『私の素だったり、趣味の一面を見ていただきたいな』と思っていて。
インスタとかツイッターで『こんなことやって!』っていう私への声は、全部見ています。サブカル系のことは、ずっとやろうと思ってやっていたんですけど、メイクが見たいという声も多いから、メイクの動画を更新してみたり。
いまは基本サブカル路線でやっていますが、再生回数が伸びなかったら、めっちゃオシャレな路線に変更するかも(笑)。まだまだ、試行錯誤してます」
動画制作にも、前のめりだ。
「サムネイルの写真や、タイトルや内容をあれこれ考えて、どれが一番自分に合ってるか、ファンの方が喜んでくれるかを、どんどんデータ化しています。難しいけれど楽しいところですね」
うちだりお
1991年生まれ。東京都出身。2010年にデビューし、『仮面ライダードライブ』(2014年、テレビ朝日系)で本格的に女優活動を開始。2018年には『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で荒井ちず役を演じ、「第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリ」の助演女優賞に輝いた。また、2015年からは、『MORE』で専属モデルを務める。2020年7月より公式YouTube『だーりおCHANNEL/内田理央』で動画も配信中
※舞台『星の数ほど星に願いを』は8月27日から9月6日まで、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演予定