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柏木由紀「私を通じて、今のAKB48を知ってもらえたらいいな」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.22 16:00 最終更新日:2020.09.22 16:00
2020年7月に29歳になったAKB48の柏木由紀が、「大人の私を楽しんでいただけたら嬉しいです」、と本誌に登場! 撮影に際して収録した、本人のインタビューをお届けする。
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私は10代のころから「一生アイドル」と、言い続けてきました。ですが、先輩や同期のメンバーが卒業していって、後輩がどんどん増えてきました。25歳くらいから、「一生アイドル」は難しいかなと、薄々感じていました。「アイドルの賞味期限が……」って話題にもなりますからね。
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でも半年ほど前から、一周まわって、「アイドルを長く続けたい」と思っています。大所帯のアイドルグループに10年以上いる人は、あまりいません。
応援してくれる人がいて、その人たちが喜んでくれることを長く続けられるのは、すごくいいことなんじゃないかと。だから、いい意味で、29歳という年齢を意識しています。
2020年4月、メディアプラットフォームの「note」を始めました。ファンの人と繋がるコンテンツを増やしたいと思ったのが、ひとつ。そして、インタビューを受けていると考えが整理されて、「もっと細かく伝えられたらいいな」と思ったからです。文章で意思表示をすることが、プラスになっているような気がします。
それから今年は、YouTubeも始めました。私は、「AKB48を多くの人に知ってもらうこと」が絶対的な使命だと思っているので、まずは、AKB48を使ったコンテンツにしようと考えました。ありがたいことに、「踊ってみた」シリーズは、500万再生を突破しています。
あと、「アイドルの人権」を獲得できたらいいな、という期待感があります。
アイドルの世界では、ファンの皆さんたちに、とても甘やかされているので、そのなかでは「人権」があります。ですが、その枠から一歩外に出たら、「いつまでいるの?」「ぶりっ子」「老けている」と、叩かれることがあります。だから、私のチャンネルを通して、素の部分を知ってもらいたいのです。
動画だと、軽い感じでたくさん話ができるし、サバサバしているところも伝わります。最近は、「観ていると元気をもらえる」「10年前の衣装が着られるなんてすごい」という声をいただくようになりました。とても嬉しくて、超やる気が出てきました。
私がAKB48を卒業したら、全盛期と呼ばれた時期を知っているメンバーがいなくなってしまうので、「私を通じて、今のAKB48を知ってもらえたらいいな」と思っています。
かしわぎゆき
29歳 1991年7月15日生まれ 鹿児島県出身 9月27日、初の生配信ライブ「柏木由紀 寝ても覚めてもゆきりんワールド~オンラインでも夢中にさせちゃうぞっ~」を開催。バンド形式の昼公演(15時15分~)と、アコースティック形式の夜公演(19時~、ともに税込み3800円)。詳細は、公式HPをチェック!
写真・舞山秀一
スタイリスト・森千鶴子
ヘアメイク・小林真理子
※月額会員制サイト「FLASH Prime」にて、高画質メイキング動画を公開中!
(週刊FLASH 2020年9月29日・10月6日号)