高橋茉莉、父の会社倒産で自宅退去を経験「人の温かさを知った」

「真っ白な水着は、『これぞグラビアだ！』という感じでお気に入り。初めてのことを体験できて、楽しかったです」

　フリーアナウンサーの高橋茉莉は、好奇心に目を輝かせていた。彼女は慶應卒の才媛で、容姿端麗なだけでなく、経歴もかなりのハイスペックだ。

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「趣味はバレエです。3歳から中学3年生まで習っていました。いまでも月に1回は、バレエスタジオに通っています。

　特技は語学。日本語、英語、韓国語、広東語、スペイン語の5カ国語を話せます。大学4年生のときには半年間、ニューヨークの新聞社にインターン留学していました！」

　アナウンサーを目指したのは、女子アナの登竜門「ミス慶應2016」がきっかけだった。その後、芸能事務所に所属し、キャスター業を開始。

「サッカーのロシアW杯（2018年）の時期には、中継番組を担当したり、ニュース番組で原稿を読んだりしていました」

　華麗な経歴を持つ高橋。じつは、かなりの苦労人だ。

「小学生までは、20畳のリビングがある家に住む “お嬢様” でしたが、5年生のときに父の会社が倒産。学校を転校し、自宅を退去、六畳ひと間に移り住みました。

　でも、私の人生にとって、それがとても大事な経験だったんです。悔しさも味わったけれど、助けてくれる人の温かさも知ることができましたから！」

　落差の激しい人生を送るなかで芽生えたのは、人間そのものへの興味だった。

「大学に入学するころ、大阪・西成の簡易宿泊街の写真を見て、その場所に惹かれました。タピオカのような流行りものも好きだけど、ディープな街も同じくらい好き」と、誇らしく笑った。

たかはしまり

23歳　1996年11月12日生まれ　東京都出身　ミス「慶應コンテスト2016」のファイナリスト。「ミス日本2018」の東日本代表。大学生時代から、読者モデルやリポーターとして活動を始める。『今夜くらべてみました』（日本テレビ系）、『めざましテレビ』（フジテレビ系）、『水曜日のニュース・ロバートソン』（スカパー！）などに出演した。そのほか最新情報は、公式インスタグラム（@maributa1112）にて

写真・熊谷貫

スタイリスト・笹谷藍子

ヘアメイク・まめ.

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（週刊FLASH　2020年9月29日・10月6日号）