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東京03、観客半分でライブ再開「舞台でのコントがいちばん好き」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.16 16:00 最終更新日:2020.10.19 14:51

東京03、観客半分でライブ再開「舞台でのコントがいちばん好き」

「コント中の叫び声などにも、こだわる。お客さんの反応に合わせて、同じセリフでも語尾の長さまで、飯塚さんはこだわるんです」(角田)

 

 ドラマ出演が続く飯塚と角田の2人だが、「じつは、豊本こそが一番の芸達者」と揃って評する。

 

飯塚「僕らのコントの中で、豊本さんはオールラウンドプレーヤー。基本、僕や角田さんは同じような役どころ、ベースの人間性から、はみ出ない枠の役を演じています。それ以外の役は、すべて豊本さんが担ってくれているんですよ」

 

角田「なんか控えめにしてますが、じつはドラマに出演したのも、(3人のなかで)豊本さんが最初ですし」

 

豊本「東京03という場を常に守りつつ、またドラマなどのお話があれば、僕も出させていただきたいですね」

 

 豊本が言うように、3人は東京03という場を大切にし、「おもしろいコントを作り続ける」ことに、こだわりがある。

 

飯塚「各々にバラエティやドラマの仕事があっても、僕らは3人とも『舞台でコントをすること』が、いちばん好きなんです。そんなグループ、あまりないですよね」

 

角田「役者の仕事も、東京03あってのもの。東京03のコントの僕のイメージのままで、撮影に呼んでいただけているのが嬉しいですね。東京03のコントを、観ていただいているということですから」

 

豊本「僕らの年齢に合ったコントを飯塚さんが書いて、3人で単独ライブに臨む。これからも飯塚さんの書いたコントをずっと読みたいし、演じ続けていきたい」

 

 キャリアを重ねても、彼らは、まだまだコントに対して貪欲だ。

 

飯塚「とにかく、新ネタをやり続けたい。メンバーが45歳とか47歳という年齢になっても、バリバリ新ネタを作ってやっている。そんな芸人って、僕らのほかにはいないと思うので、常にその先駆者でありたいですね」

 

角田「若手に交じって、小道具が椅子ひとつだけでも、おもしろいコントをできるような存在でありたい。これ、飯塚さんの言葉ですが、カッコいいと思って使ってます(笑)」

 

豊本「これから長く続けるには、3人とも健康じゃなきゃいけないし、それも意識しつつ、続けていきたいです」

 

“東京03自身”がライバルだ。

 

飯塚「年齢を重ね、等身大のまま、コントの中で誰もやっていないことを発明し続けたい。東京03というトリオが過去にいたとして、それとかぶらない新しいことを、毎年やり続ける。それぐらいの覚悟で、コントに取り組んでます」

 

とうきょうぜろさん
飯塚悟志(いいづかさとし)、豊本明長(とよもとあきなが)、角田晃広(かくたあきひろ)によるトリオ。2003年、飯塚と豊本のコンビに角田が加わり、「東京03」として活動開始。作り込まれた長尺のシチュエーションコントで人気を集めている。単独公演『ヤな塩梅』が大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて11月12日~15日にて開催予定。最新情報は公式サイトをチェック

 

写真・福田ヨシツグ
ヘアメイク・山田友美

 

※単独公演『ヤな塩梅』のアーカイブ配信チケットが発売中です

 

(週刊FLASH 2020年10月20日号)

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