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勝地涼、森山未來とのボクシングシーンで「次の攻撃なんだっけ?」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.02 23:00 最終更新日:2020.11.02 23:01
11月2日、都内で開催中の第33回東京国際映画祭で上映された映画『アンダードッグ』の舞台挨拶に、俳優の森山未來と勝地涼が出席した。
ボクシングが題材となった今作だが、体づくりは撮影の1年前からおこなっていたという。
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森山は「格闘技経験がまったくなかったので、ジャブの打ち方、ワンツーのやり方から(身につけました)。僕は人を殴った経験も、思いっきり殴られた経験もなかったんですが、実際にスパーリングをやらせていただいて、なぜボクシングに取りつかれるのかわかった気がします。すごく原始的な行為かもしれないけれど、本能的なエネルギーが込められている。それを言葉どおり、肌で感じました」と語る。
試合シーンでは、勝地が森山にやられる役どころ。森山は「実際のリングの上でお客さんに囲まれて、アドレナリンを感じながら宮城(勝地の役名)をボコるという……」と苦笑い。
勝地も撮影を振り返り、「僕はガードして目を隠しながら演じていたから、何が起きているのか正直わからなくて。未来君に『次(攻撃)なんだっけ?』って聞いて、『腹入れた後に顔行くから』って教えてもらって、全体的に未来君に引っ張ってもらいました。未来君は信頼を込めて、がっつり殴ってくれた。そのときは小さい声で『痛い』とは言いました(笑)」と明かし、会場を笑わせた。
この日は、会場に来られなかったキャストの北村匠海から、ボイスメッセージで質問が寄せられた。森山に対しては「表現者として一番気持ちいい瞬間」という固い質問だった一方、勝地には「試合シーンの撮影後に食べたご褒美飯」と、くだけた質問が飛んだ。
勝地は「おい、俺だけ質問が浅くない?」とぼやきつつ、国際映画祭という場もふまえて「アイ・イート・ツケメン。ジャパニーズツケメン」と回答。
続けて森山が同じ質問に対し「試合シーンが終わった後の乾杯。食べ物の内容というより、終わった後の時間を共有できたことがご褒美でした」と答えると、勝地は小声で「すっごい、いい答えじゃん」と悔し気な表情を見せ、さらに会場を沸かせていた。