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『鬼滅の刃』の2曲で大ブレイク「LiSA」岐阜時代の晴れ着姿に“ギャルの呼吸”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.11 06:00 最終更新日:2021.12.28 17:25

『鬼滅の刃』の2曲で大ブレイク「LiSA」岐阜時代の晴れ着姿に“ギャルの呼吸”

友人と参加した成人式の晴れ着姿

 

鬼滅の刃』の勢いが止まらない。10月16日から公開されている劇場版は、史上最速で興行収入100億円を突破し、関連グッズも軒並み、人気だ。

 

 なかでも大ブレイクしたのが、作品の主題歌を担当している、歌手のLiSA(33)。テレビアニメ版の主題歌『紅蓮華(ぐれんげ)』は、オリコンで「平成最後の1位」「令和最初の1位」を同時に達成。劇場版の主題歌『炎(ほむら)』は、オリコンで3週連続1位を記録していた(11月9日付)。

 

 

2019年には、『紅蓮華』を引っさげ『NHK紅白歌合戦』にも初出場を果たした。「とにかく礼儀正しく、スタッフに対しても気遣いをしてくれる、優しい人です」と、音楽番組関係者からの評判も高く、11月9日には2020年の『紅白』への出場決定が報じられた。

 

「彼女は中学校のころから、かわいかったですが、なにより歌がうまくて。学校でも目立つ存在でしたね。昔から『こういう人が歌手になるんだな』っていう感じだったので、今、こうして人気者になっても、むしろ当たり前というか、驚かないです」

 

 LiSAについてそう語るのは、中学時代の同級生だ。LiSAの地元は「刃物の街」として知られる岐阜県関市。本人は、かつてインタビューで「田んぼと山しかないところ」と語ったが、自然豊かな中にも、歴史を感じさせる街並みが印象的だ。

 

 ちなみに彼女の『紅白』出場が決定した2019年、市役所や駅前には、出場を祝う横断幕が出たという。地元の人に声をかけると、「ちょっと前まで、関市の有名人といえば綾野剛(高校が関市内)だったけど、今はもう、LiSAだよねー」という言葉が返ってきた。

 

 そんな関市内の県営住宅で暮らしながら、LiSAはミュージカルスクールでのレッスンを受けて育った。そこで音楽への思いを強めていった彼女は、小学校時代、ダンスの勉強のため沖縄へ。その後、中学2年で岐阜県に戻り、バンドでボーカルを担当するなど、地元での音楽活動を本格的にスタートさせた。一緒にカラオケに行ったことがあるという、高校の同級生が語る。

 

「基本的には、明るくて頑張り屋さんでした。デビューしてからも、新曲が出るとCDを送ってくれました」

 

 音楽活動と並行して、将来の上京のための資金を蓄えるべく、飲食店などでアルバイトを開始。アルバイト先の同僚が、当時の様子を振り返る。

 

「『かわいい』って言われて、お客さんからも人気でしたよ。バイトのメンバーの誰にでもフレンドリーに接してくれる、優しい人でしたね。夢をかなえて頑張っている姿をテレビ越しで見ることができて、毎日、嬉しく思っています」

 

 本誌は、友人と参加したという成人式の晴れ着写真を入手(冒頭の写真)。その姿からは “ギャル” 感あふれる、かわいさが伝わってくる。「刃物の街」が生んだ “歌姫” は、「刃」の曲で、スターの座を勝ち取ったのだった。

 

(週刊FLASH 2020年11月24日号)

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