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M-1ファイナリスト「ウエストランド」言っちゃダメを全部とっぱらったむき出し漫才
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.14 20:00 最終更新日:2020.12.14 20:00
――「ファイナリストの中で、自分たちが一番〇〇だ!」当てはまるものはありますか?
井口 「一番むき出しだ!」で。テクニックもなければ、(漫才に)システムもない。気持ちだけで決勝まで来たので、それだけは負けていないと思います。
――ほかのファイナリストで意識しているコンビはいますか?
井口 「錦鯉」さん、「東京ホテイソン」とはずっとライブをやってきているので、一緒に決勝に行けて嬉しかったです。あの2組の面白さは知っているので、よくそのなかに僕らが食い込めたなと。
河本 例年、吉本所属以外の組って少ないですよね。なので、僕らより先に錦鯉さんが呼ばれ、ホテイソンが呼ばれた時点で、正直「ああ、もう終わった……」と思ってました。
――敗者復活で勝ち上がってきたら脅威だと感じるコンビは?
井口 タイタンから賞レースで準決勝まで進んだのが、ずっと僕らしかいなかったんですが、今年後輩の「キュウ」が初めて準決勝に進んだんです。2人がいてくれて本当にほっとしたので、キュウが勝ち上がってきてくれたら嬉しいです。
河本 「ランジャタイ」さん。決勝に行ったら確実に爪跡を残して、売れると思うので。正直、決勝進出しなくてよかったなと思ってます。
――優勝賞金1000万円の使い道は考えていますか?
井口 引っ越したいです。最近、家の外から奇声が聞こえるんですよ。何が起きているかもわからないし、誰も注意しないってどういうこと!? と、もう怖くて!
河本 僕は家族もいるので、マンションを買いたいです。マンションの頭金にします。
――最後に、決勝へ向けた意気込みを一言で!
井口 2回戦くらいからなるようになれ! と思ってやってきました。決勝の舞台に立たせていただけるので、生放送ですし言いたいことを全部言おうと思っています。
河本 僕は井口に言われたことを100%再現できるように、井口の邪魔をせず、暴れてもらえる環境づくりをしたいです。僕らのネタはほぼR-1(グランプリ)ですから。
井口 そうですね、ここまで一人の力で勝ち上がったコンビもそういないと思います。
河本 僕は井口を信じてここまでやってきているので、決勝も自分ががんばるとかじゃなくて……。
井口 さすがに「がんばる」はしろよ。
河本 そうね、邪魔にならないようにがんばります。
※『M-1グランプリ2020』は今年も今田耕司・上戸彩を司会に、12月20日(日)18:34からABCテレビ・テレビ朝日系で生放送
取材&文/松田優子