NiziUの“未完成な魅力”で『紅白』は「アッと驚く演出」を仕掛ける宣言！

2020年も総合司会を務めるウッチャンの評価やいかに

　2020年『紅白歌合戦』の最大の目玉であり、12月2日に “待望のデビュー” という触れ込みでファーストシングルが発売されたNiziU。

『スッキリ』（日本テレビ系）が追い続けた、オーディションからメンバー決定までの彼女たちの成長物語と、プロデューサーのJ.Y.パークが、彼女らにかける言葉が「心に染みる」と話題になった。さらに、多くの芸能人や海外セレブたちがSNSなどで取り上げ、その人気は社会現象レベルにまで。

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「流行りもの」に機敏に反応するCM業界でも、多くのクライアントから、大手広告代理店に問い合わせが殺到しているという。代理店関係者が語る。

「NiziUが子供から大人まで幅広い層に受け入れられているのは、“未完成な魅力” にあると思います。ダンスや歌もそれほどレベルが高いものではないので、ファンにも気軽に縄跳びダンスやウサギステップを真似しやすいんです。SNS上で、NiziUの振りつけダンスを動画投稿している方が多いのはそのせいでしょうね」

　彼女たちのCM撮影を担当したCMプランナーが、当時の様子を明かす。

「撮影当日、スタジオにスタッフやクライアントなど、いろんな人たちが出入りするのですが、その人たちが来るたびに整列して、『We NiziU！　私たちNiziUです！』と、身振りつきで挨拶してくれるんです。健気な感じでしたね（笑）」

　2020年の『紅白歌合戦』に初出場するNiziUだが、選出の舞台裏をNHK関係者が語る。

「世界的な話題になったBTSを始め、2020年も韓流スターの出場が検討されたのですが、コロナ禍で実現は、なかなか難しかったですね。

　そんななか、NiziUは本来の活動拠点である韓国では、日本ほど人気が出ずに、正式なデビューができないままになっていました。それで、日本での再輸入デビューに完全シフトしたんです。その戦略が成功したのか、彼女たちが今回の紅白の目玉になっているみたいで……。

　10月末から体調不良で活動休止中だったMIIHIの復帰も発表されて、本番は9人揃いそうだし、いろいろあった2020年を最後にパッと明るくしてくれる、“起爆剤” になってほしいと願っています。当日も、視聴者をアッと驚く演出をご用意していますよ」