ますます意気軒昂な2人に、2021年の抱負を聞いた。
亀田「和毅が現役やから、力になってやって、もう一回チャンピオンにして、3階級制覇させてやりたいね。後は、姫月とYouTubeをやってるから、しっかり頑張っていきたい。まだまだ、子供らのことを支えていきたいね」
山根「親は偉大ですよ。甲斐性があるなしは別にしてね。だから若い世代には、『両親は大事にしなさい』と必ず言ってる。自分の両親を大事にできない者が、『山根会長のファンです』と言ったって、俺はいっさい信用しない」
最後に、2020年を表わす漢字一文字を、2人にそれぞれ色紙に書いてもらった。
亀田「『人』ですね。すべては、人との出会いやと思てるから。これからも、ずっとどれだけの人と出会って、どれだけ勉強するか、ということやね。
すべてが人なのよ。人を大事にせなあかん。人がおらな、俺らも成り立たんのよ。なんでもいいんやったら『3150(サイコー)』やけどな(笑)」
山根「『幸』です。“ハネ(上の写真参照)” は、いらん? 負けとけ(笑)。
今は幸せですよ。ただ、あの45日間のバッシングは堪えた。あのあと1年ほど、爪も髪の毛も伸びなかった。その後、全国から多くの人が山根明を訪ねてきてくれた。名刺3000枚が、すべてなくなったからね(笑)。
家族プラス、山根明の関係者には幸せになってもらいたい。誰も彼もといったら、わからんくなるし、『皆さんにも幸せになってほしいんですわ』なんて、きれいごとは言わない。自分に正直に生きてきたからね」
写真・谷本潤一
(週刊FLASH 2021年1月5日・12日合併号)