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山根明×亀田史郎、2020年のニュースを斬る!「会長、総理になって」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.31 06:00 最終更新日:2021.01.04 14:34

山根明×亀田史郎、2020年のニュースを斬る!「会長、総理になって」

 

 まさに、激動だった2020年の日本。スポーツ界はコロナ禍に翻弄され、政界では安倍晋三首相の突然の辞任劇があり、芸能界は、東出昌大やアンジャッシュ渡部建らが不倫にまみれた。そんな巣ごもり状態に陥った世相を、「男」山根明氏&亀田史郎氏が、“忖度なし” でぶった斬る!

 

 まずは2人の “本業” でもあるボクシングから。10月31日にラスベガスで防衛戦をおこない、挑戦者のジェーソン・モロニーからKO勝利を収めた日本のエース、井上尚弥(27)をどう見ているのか。

 

 

山根「彼はアマチュア時代から飛び抜けていた。ただ、高校1年で海外遠征のメンバーに選ばれたときに、『不安なんです』と、俺のところに相談に来たんだ。

 

 理由を聞くと、『教えてくれる先生はいますが、いちばん信頼できるのは父なんです』と。だから俺の権限で、特別に彼の父親を海外遠征に同行させたんだ。ガキのころから知ってるが、礼儀正しいし、この親子の絆には感動したね」

 

亀田「子供のことは、親がいちばんわかってるから。弱いところも、すべてわかるのが家族なのよ。井上君は『モンスター』と呼ばれるだけあって、ただ勝つだけやなくて、期待以上の勝ち方をするから、見てて純粋にすごいと思うわ。

 

(亀田家三男の)和毅も海外で戦ってるけど、プレッシャーは半端ないよ。和毅がチャンピオンになって、井上君が同じ階級に上がって、ベルトを狙いに来たらおもしろいんちゃうかな」

 

 かつて、ボクシング界を盛り上げた「亀田三兄弟」。だが、最近はおとなしい選手が増えてつまらないと、2人は嘆く。

 

山根「3~4年前から、少し変わってきてるかな。俺はボクサーいうのは、ちょっとぐらい、やんちゃな子でもいいと思ってる。ボクサーはリングの上で勝ってなんぼやから、亀田三兄弟は大好きやった。

 

 あの時代、テレビにしろ、世間にいろんなアピールをしたからこそウケたんじゃないかと。今のプロボクサーは……失言もないし、紳士的すぎて、あんまりおもしろくないね」

 

亀田「俺の育て方は、『やっぱりプロである以上、お金も稼がなあかんし、みんなにも知ってもらわなあかん』というもの。デビューする前、興毅にも『こういう感じでやれ!』と、最初から言うてたよ。そこは、やっぱりアピールが大事やから、プロとしての。インパクトを与えなあかん。

 

 今の井上君だってインパクトがある。人に覚えてもろうて、カリスマにならなあかんのよ。ほかの選手には華がないのよ」

 

 当時はボクシングを知らない観客も、亀田三兄弟を観るために会場に足を運んでいた。

 

亀田「『アイツらクソ生意気やな!』って言いながら、亀田三兄弟のことを知ってくれていたわけよ。リングの上で結果を出せばいいわけやから、ビッグマウスで『1ラウンドでKOする』と言うてもいいのよ。人気、注目度、そういうのを上げていかんと、プロではないなと思うのよ」

 

 お次は、芸能界の話題に。2020年は、アンジャッシュ渡部建(48)の多目的トイレ不倫だけでなく、東出昌大(32)や近藤真彦(56)など、多くの有名人が不倫で世間を騒がせた。

 

山根「ある雑誌で人生相談をやってるけど、不倫の相談がいちばん多い。人生ね、男女関係というのは “保証” がないんだよ。10年、20年のつき合いがあっても、男女関係というのは一瞬にして生まれる。べつに俺は批判すべきことではないと思う」

 

亀田「不倫なんて、無限にあるよ。もう、みんな不倫だらけ」

 

山根「神様が、そのようにつくってるわけだから」

 

亀田「会長こそ不倫だらけで、この道のプロやんか(笑)」

 

山根「俺は、たしかに結婚は4回めやけど、前のと別れたあとに、ちゃんと結婚しとるからな。俺は真面目や!」

 

亀田「会長は、ちゃんときれいにしてから、新しい女性にいっとる。けじめをちゃんとつけてるから、いいのよ。でも俺より年が上やのに、まだ女性にいくというのがすごい」

 

山根「亀田会長も、モテるやろ?」

 

亀田「いやいや、モテません。元気も、へんなとこにいったらあかんねん。やっぱり俺の元気の源は、子供らとか、その家族を応援するという感じかな。俺は、ひとつのことしかできへんから」

 

山根「再婚せずに子供4人を男手ひとつで育てたのは、すごいことやね。離婚したあと、父親が引き取った子供というのは、俺の見た限りだと、ほとんどグレてるからね。これをスポーツで、まっすぐに育て上げた。

 

 いかに、親子関係が大事か。子供3人を世界チャンピオンにしたこともすごいけど、男ひとりで子供4人を大きくするというのは、もうこれは真似できないと思うよ!」

 

亀田「『何があっても世界チャンピオンにさせよう』という気持ちがあったから、がむしゃらにできた。そりゃあ、何もわからんまま手探りでやってたから、失敗もいっぱいあったよ。人との出会いも大事やし、そこはたくさんの人に支えられたから、男手ひとつでもできたんじゃないかな。

 

 厳しさも大事やからね。子供に怖い存在は必要なのよ。嫌われる、怖がられるというのも、俺の役目。片親の子が悪くなることがあるとしたら、悪くなる “隙間” があるから。

 

 世界チャンピオンになって、スポンサーがついておネエちゃんのいる店へ飲みに行く、それも隙間よ。世界チャンピオンになってから弱くなるボクサーって、いっぱい、いてんのよ。やっぱり嬉しいやんか、チヤホヤされるから。そこにブレーキかけるのが俺の仕事かな」

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