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小倉優子に前田敦子…なぜ「離婚危機のママタレ」ほど幸せアピールをする?
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.12 21:50 最終更新日:2021.08.06 09:00
俳優・勝地涼(34)と女優・前田敦子(29)が、離婚協議中であることが明らかになった。この報道を知った、ある芸能記者は「ひとつ、思い出したことがあるんです」と話す。
「2019年5月に、生後まもない長男を抱いている勝地さんと、前田さんが路上で口論になっている姿が、週刊誌に掲載されました。
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すると、週刊誌の発売当日に、前田さんのインスタグラムに『ずっと思ってたんだけど、うちの子この子にそっくりだねって。(以下略)』というコメントとともに、勝地さんの写真が投稿されたんです。
夫婦のトラブルはその当時からという報道も今は出ていますが、だとしたら、なぜ無理に『家族仲』のアピールをしていたんだろうと……」
こうした現象は、前田だけに限らない。以前から、積極的にSNSで発信しているほかの “ママタレ” にも起きている。
「再婚した夫とのあいだで、別居・離婚危機にあると報じられた小倉優子さんも、報道後にインスタグラムで “4人分” の食事の写真を投稿したと、話題になったことがありました。
小倉さんにはお子さんが3人いますが、三男は2020年7月に誕生したばかりで、まだ離乳食の段階。つまり、4人分の食事というのは、夫と一緒にいるというアピールなんです。これも『無理をしているな』と感じました」(前出・芸能記者)
昨今、SNSにおける「匂わせ写真」など、投稿者側の心理が話題になる事例が増えてきている。前田や小倉のような、一見「無理な家族愛アピール」と感じられる投稿の裏にはどのような心理があるのか――。心理カウンセラーの鹿屋由佳氏は、こう話す。
「実生活で日常的に幸せを感じている人にとっては、それが普通のことなので、SNSに頻繁に “アピール” の投稿をする必要がないんです。だからこそ、『幸せ』をアピールする人には、ふだん得られない『私は幸せなんだ』という感情を、SNSで補完しようというケースが多いですね。
また、投稿を連日してしまう人というのは、これまでの人生において認められたり、褒められたりという十分な達成感を味わってこれなかった人というケースが多いです。SNSで褒められ、つかの間の達成感を味わうと『もっともっと投稿しなきゃ』と冷静さを失い、SNS投稿をやめられなくなってしまいます」
不倫をされた妻など逆境にいる人に、“防衛本能” が強く働くのは、当然のことだという。
「やはり、『自分の立場を守りたい。人にいろいろと言われたくない』と思えば、『いつもどおり、私は大丈夫です』というアピールをせざるを得なくなるでしょう。芸能人であれば、『忘れ去られる怖さ』もあります。
演技や歌といった面で秀でている方なら、SNSに頼る必要はないと思います。でも、そこまで自信を持っていない方は、自分という存在を認めてもらうためにSNSなどで発信し続けて、『すごいね』『さすがだね』という反応をもらい、忘れ去られないようにしなければならない。芸能人の方々は気が抜けない、大変な世界にいらっしゃると思います」
私生活を切り売りするには、“代償” もあるということだ。