4月21日、回転寿司チェーンのくら寿司が、グローバル旗艦店「くら寿司 道頓堀」のオープン発表会をおこない、陣内智則とマヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が登壇した。
イベントでは、M-1優勝者のマヂカルラブリーが、くら寿司をテーマにした漫才を披露。陣内から「ネタ合わせはちゃんとしていましたから、期待していいんじゃないですか! チャンピオンだから」とプレッシャーをかけられつつ、無事に終了。
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「間近で見ると迫力がありますね」とMCから声がかかると、陣内は「間近で見ると笑えるんですよ」といじり、会場を沸かせた。
寿司ネタにちなんで、ネタ作りについて聞かれると、陣内は「老若男女がわかるようなネタを作ろうと。みんなが経験したことのある設定で、みんなが笑ってもらえるネタを作る」と答えた。
一方、マヂカルラブリーの野田は「人を傷つけない、幸せな笑いを心がけています」、村上は「固有名詞的なものを使わないとか、みなさんにわかるように作ってます」と答えた。
その後、吉本芸人をくら寿司メニューにたとえ始める。陣内は、老若男女に人気のため「サーモン」。マヂカルラブリーは、M-1優勝時に「漫才ではない」と言われたこともあり、「カリフォルニアロール」となった。
両者の共演について聞かれると、野田が「M-1優勝して以来、ずっと陣内さんが近くにいるんです。(陣内みたいに)優勝しなくても、こんなに忙しくなれるのかなってびっくらこきました」と言うと、陣内は「こういう機会は初めてですけど、もっと一緒にやりたいね。セットで呼ばれたい」と応じる。
すかさず村上が「だんだん間合いとか、わかってきて。この3人はすごくしゃべりやすい」と言うと、陣内が「箱寿司のようにキュッと(詰まって)いきたい」とアピールしていた。
寿司屋での思い出を聞かれると、陣内は「18歳から大阪に出てきて、おじいちゃんのコネでお寿司屋さんでバイトするはずが、手続きを間違えて、正社員で2年間働いて。シャリ焚きとか、鯛をさばいたりとか、かんぴょう煮たりとか。お寿司に関しては……」と胸を張る。
会見の最後、冒頭でおこなわれたマヂカルラブリーの漫才について、陣内が「あれは漫才じゃなかったですね」と話して笑いをとっていた。今後、3人の漫才が見られるかも。