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谷原章介「アタック25」終了にあったコロナ禍の“残念な変更”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.06.24 22:00 最終更新日:2022.02.14 17:36
6月23日、テレビ朝日系で46年にわたって放送されてきたクイズ番組『パネルクイズアタック25』(日曜午後1時25分~)が、今秋でレギュラー放送を終了すると明らかになった。
「『アタック25』は、1975年に俳優の児玉清さん(故人)の司会でスタート。児玉さんの落ち着いた語り口と、解答者への『お見事!』などの名ゼリフが人気を呼びました。右手のこぶしを突き上げる『アタック、チャーンス!』のかけ声は、博多華丸がモノマネのレパートリーにしていました」(テレビウォッチャー・以下同)
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2011年の児玉さんの死去後は、制作するABCテレビの浦川泰幸アナ(50)を経て、2015年からは俳優の谷原章介(48)が3代目司会者に就任した。
「最初はぎごちない司会ぶりでしたが、最近は間違ったパネルを選んだ解答者に『なぜそっちに行く!?』と突っ込むなど、余裕が見えるようになりました。やっと『自分の番組』という手応えを感じてきたのではないかと思います」
そんな矢先の、突然の終了決定。40年以上も番組を見続けてきたというこのテレビウォッチャーは、ここにも新型コロナウイルスの影響がある、と指摘する。
「『アタック25』の優勝賞品といえば、『地中海クルーズ』などの海外旅行が定番でした。しかし、コロナ禍で海外旅行が実質的に不可能になり、4月から商品が『沖縄・宮古島ペア2泊3日の旅』に変更されました。さすがに地中海クルーズから、レベルダウンした感は否めません。
さらにこの番組は、一般の視聴者が参加できる早押しクイズ番組として、長い歴史を誇ってきました。しかし、これもコロナ禍で大阪のスタジオに参加者を呼ぶことが困難になり、最近は『芸能人大会』が頻発するようになりました。しかも、出場する芸能人は関西ローカルのタレントが多かった。純粋に素人のクイズ対決を見たい長年のファンとしては、残念な内容になっていたんです」
歌番組から朝のワイドショーまでこなす谷原の名司会も、コロナという「災いのパネル」をひっくり返すことはできなかったようだ。