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比嘉愛未『推しの王子様』深キョンの代役が好評!「怖くてもとにかくトライ」30代の決意
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.27 17:30 最終更新日:2021.07.27 17:31
5月に適応障害でしばらく休養に入ると発表した深田恭子(38)の代役として、『推しの王子様』(フジテレビ・木曜22時〜)の主演を務めている比嘉愛未(35)。乙女ゲームを手掛けるベンチャー企業の女社長・日高泉美を演じているが、ネットなどでは彼女の演技を褒める声も多く、なかなかの滑り出しとなっている。
本誌は2019年に、彼女が出演したドラマ『TWO WEEKS』(フジテレビ系)の撮影に密着し、33歳だった比嘉にインタビューしていた。今後、挑戦したい役を聞いたところ、比嘉は笑顔で次のように答えた。
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「20代は自立した、わりとしっかりした意思の強い女性の役が多かったので、今後は優しさみたいなものが出せたらなって。あとは本当に正反対で、コメディみたいな、ちょっと本当にぶっ飛んだキャラクターとかをやってみたい」
今回の『推しの王子様』は、泉美が自身の理想通りに作ったゲームのキャラクターと、容姿はそっくりだが無神経でがさつという、渡邊圭佑(27)演じる五十嵐航に、礼儀作法や知識を教え込んで理想の男に育てるというラブコメディ。まさに、“やってみたい役”を演じるチャンスが舞い込んできたわけだ。
インタビューでは自身の年齢について、こんなことも語っている。
「20代はとにかくがむしゃらに駆け抜けたという気持ちがあるんですね。作品や人とのご縁にも恵まれて、本当に充実した10年間でした。でも、自分の中で何かひとつブロックができたなって思うことがあって、そのままそこに留まることもできるんでしょうけど、自分はさらに先へ進みたいって思ったんです。怖くても、やったことない役でも、知らない環境でも、とにかくトライしてみようと思って。向き、不向きもやってみないとわからないですしね。いろんな責任もあるし、大人になって失敗することって、怖いじゃないですか。でも考えてみたら、世間がどうじゃなくて、自分自身のプライドが傷つくのが嫌なだけなのかなって。そう思ったら、30代はまだまだ人生の何分の一。いっぱい恥をかいて、失敗して、悔しい思いをいっぱいして、さらに40代、50代と大きくなるための修業期間だなって」
まるで今回のことを予想していたような話だが、“失敗したら怖い”という思いを振り切り、あえて撮影開始直前のオファーを引き受けた比嘉。代役といえば、昨年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、沢尻エリカ(35)の降板により、帰蝶(濃姫)を見事に演じきった川口春奈(26)がいるが、彼女の評価は急上昇。4月期のドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)では、主演に抜擢された。
比嘉がどこまで視聴率を伸ばせるか、今後が楽しみだ。